儲ける仕組みをつくるフレームワークの教科書(著者:川上昌直)
「どんな用事を抱えている人をお客様にするのか?」に始まって、「9つの質問」を使って儲ける仕組みをつくる。
企業の目的を「顧客(世の中)を満足させること」と同時に「利益を生むこと」と定義する著者の考えたロジックは、本当に素晴らしいと思います。
この本のタイトル「儲ける仕組みをつくる」とは、言い換えると「儲かり続ける」ってことになります。
今日明日、もしくは今期などの短いスパンで儲かりたいのであれば、ニーズ探り、ニーズを元にした商品やサービスを考えればいいと思います。それは「トレンド(今流行ってるコト)」なので、今は稼げると思います。
しかし、儲かり続けたいと思うのなら「用事」にスポットする必要があります。
ちょっと強い口調でいうなら、お客様はあなたの提供する商品なんて、本当は欲しくはないのです。お客様は、自分の用事を効率良く、最も効果的に解決してくれるのが、あなたの商品だと思うから、または期待するから使うだけです。
この点については、僕自身、この本を読む以前からそう思ってやってきました。
それだけに、この「用事」にスポットすることからはじまってこそ、著者のフレームワークが活きるという考えに、深く共感したワケです。
ここでは、次の「9つの質問」の紹介までしておきます。
ただ、この「9つの質問」が分かっても、儲かる仕組みはつくれないので、ぜひこの本を読んで勉強してください。
<9つの質問>
- どんな用事を抱えている人をお客様にするか?
- 解決策として何を提示できるのか?
- どのように提案するか?
- 誰から儲けるのか?
- 何で儲けるのか?
- どのようなタイミングで儲けるのか?
- どのような手順でやるのか?
- 手順の中で何が得意なのか?
- 誰と組むか?
ぜひ「読んだよ」という方は、お互いに感想をシェアしましょう!
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