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香りの妊活② 気をつけて!香りで何もかも消していませんか?

こんにちはー。妊活セラピストの渡辺です。

いつか赤ちゃんを授かれる日を楽しみに、

生命力あふれる体を育てていきましょうね。

今日は天然の香りと人工の香りのことをお話します。

 

人工の香りの特徴

身の回りの香りには天然の香りと人工の香りがあります。

人工の香りは全部工業製品です。

無香料でなければ何かしら香料が入っていますね。

強めの香りで存在感を主張します。

もともとあった何かの匂いを消すためのものが多いです。

一定の香りを長時間持続できるように作られていて、

ずっと強く香りが続きます。

(嗅覚はすぐ鈍るので感じなくなりますが。)

食べ物や飲み物にも香料が入っています。

これは食品のクセのある香りをおさえて好まれやすくするためや、

美味しそうにみせるために添加されます。

あまりに身近な存在ですが、こう考えてみると

人工の香りでどこもかしこも抑えられている感じがしますね。

もちろん不快な臭いの中で生活したいとは思いませんが、

臭いの原因にはあまり目を向けず、とりあえず香りでごまかしているような感じがします。

 

天然の香りとは?

天然の香りは、生きた香りといえます。

自分の体臭、汗、血液、排泄物、分泌物の匂い。

太陽の匂い、雨の匂い、花の匂い、植物の匂い、雨や土の匂い。

食べ物の匂い、料理のときの匂い、生臭い匂い、腐敗する匂い、焦げる匂い。

嗅覚は仲間や異性の存在を感じとるためであったり、

身の危険をいち早く感じとるための大事な情報となっています。

香りの強さは一定ではありません。

その時の状態によって強くなったり弱くなったりします。

それがまた貴重な情報となり、異常を察知したり、季節を感じたり、

体の変化を知る手がかかりになります。

ほんとはこんなにシンプルなんですね。

香りの断捨離をしてこれだけの世界になったら、

どんなふうなんでしょうねー。

ちなみにアロマセラピーの香りは天然の植物から抽出されたものなので

確かに天然由来なのですが、

高濃度に濃縮された香りなので本来の香りの姿ではなく、

使用するときに適切に希釈する必要があります。

 

自分の体臭、家の匂いは分かりにくい

ところで、ついつい人工の匂いに依存してしまう原因(と私が感じる)ものが、

嗅覚は鈍りやすいということです。

匂いは変わらずそこにあるのに、鼻が感じなくなってしまうのです。

外から室内に入って来たときなにかの香りがするなと思っても、

しばらくすると匂いを感じなくなります。

香水をプンプンにさせている本人はあまり感じていなかったりしますよね。

これは嗅覚の特徴で、「嗅覚が疲弊する」といいます。

そういうわけで他人の体臭と比べて自分の匂い、自分の家の匂いは分かりにくいもの。

常に嗅いでいるからです。

でも、他人に臭いとは思われたくないですよね。

臭いがある=なんか不潔、というイメージがあるからです。

自分が臭いかどうか分からないけれど、きれいな印象にしておきたくて香りを使う。

そういうニーズでこれだけの香料のつよい製品が氾濫しているのではないでしょうか。

 

自然な匂いを大事にしよう。過剰な香料は避けよう。

自然の力を高めて、命を生み出していきたいこちらの妊活としては、

自然な生きた香りを感じ取れる嗅覚を育てていきたいものです。

次回くわしくお話しますが、

異性の匂いを嗅ぐことは動物的にものすごく刺激となり、

本能に働きかけることなんです。

野生の動物たちはまさにそれですが、人間だって動物なんです。

人工の香りで何もかも消してしまわないで下さいね!

 

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特集:香りの妊活

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