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  • 「妊活セラピストの視点」では、 玉のような元気な赤ちゃんを産める心と体作りについてをお伝えしていきます。

調理の妊活④ 〜夏の調理法〜 巡りをよくして体も整えよう

こんにちはー。妊活セラピストの渡辺です。

季節や時間帯に合わせた調理法のお話をしています。

こういうところを丁寧に暮らしていくことは、

自分の体という自然を思いやることだなと思います。

今の季節を味わい、与えられているものに素直に感謝できるとき

心のモヤモヤも消えてゆくのではないでしょうか。

今回は、夏(昼間)の不調とそれを解消していくための調理法をお話しします。

 

夏=正午=月経後〜排卵前、みな同じエネルギー

さて少し早いですが、夏のエネルギーを見ていきます。

夏は太陽の影響が最大になるとき。

1日でいうと正午と同じです。最も活動的な時間ですね。

春(朝)から上昇してきたエネルギーが、頂点でバーンと拡散します。

上昇する熱によって積乱雲が作られ、夕立や雷となって大地に降り注ぐ。

非常にパワフルですよね。

植物はぐんぐん成長し、実をみるみる大きくします。

これは陰性のエネルギーです。

陽性の夏のエネルギーを和らげるように

体を冷やしたり、水分を補ってくれるのが陰性の野菜(夏野菜)というわけです。

自然はうまくできていますね。

月経周期でいうと、月経が終わってスッキリ身軽になって

どんどん動けるときです。心身ともに充実し、

なんでもできてしまうパワフルさがある時期となります。

リズムの妊活のところをご参照くださいね。

 

夏の不調は○○の弱りが原因!?

前回、春は肝臓の季節だというお話をしました。

これは陰陽五行の思想によるものですが、

あまり難しく考えずに、ふーん。そうなんだ。くらいに思ってください。

夏(正午)は心臓・小腸が活発になる季節です。

心臓は血液循環をエネルギッシュに行い、

小腸は食べたものを消化吸収して血に変えるところです。

まさに生きるためのパワーあふれる臓器といえますね。

さてそんな心臓・小腸が弱るとどうなるのでしょうか。

・焦る気持ちがある・気が短い・そそっかしい

・舌をよく噛む・どもる・舌ったらずな話し方

・手足が冷えて頭がのぼせる

・立ちくらみする

・動悸・不整脈・高血圧

・顔や鼻の先が赤くなる

・多汗症・暑がり・お風呂で湯あたりする

・睡眠中のうわごと・歯ぎしり・いびき・金縛り

・怖い夢・暴力的な夢をみる

・焼肉や焼き鳥・ハンバーグ、コーヒーなどの「焦げ」がおいしい食べ物が好き

・牛肉・マグロ・ハンバーグ・辛子明太子・いくらが好き

などが心臓や小腸の影響を受けて現れます。

思い当たるものはある方は、熱を拡散して循環を助けるような調整が必要ですね。

 

夏の調理のこつは「穏やかな陰性」

では、このエネルギーあふれる季節(時間)を

軽やかに過ごしていくための調理法のコツをお伝えします。

冷やすことだけではなく、いい循環を生み出せるよう、

「穏やかな陰性」をイメージしてエネルギー調整していきます。

 

・加熱時間を短めにさっと仕上げる(焼く・炒める・揚げる)

・圧力鍋よりも土鍋など陰性な調理器具を使う

・麺類で食べやすいエネルギーを作る

・夏野菜を取り入れる

・ほどよい苦みのある夏野菜(ゴーヤ・パセリ・ミョウガなど)

・香りのある植物(ハーブ類・シソなど)を取り入れる

・精製塩ではなく苦汁(にがり)を含む天然の自然海塩をほどよく使う

※よい苦みは熱を分散し、循環を助け、心臓の働きをよくしてくれます

・ぬか漬け、梅干し、醤油、味噌などから良質の塩分を取り入れる

・柔らかい食感のスイーツを楽しむ(アイスクリームよりは寒天プリンなど)

手の込んだものでなく簡単でいいので、

味付けの濃い外食やお惣菜やレトルトなどでなく、

フレッシュな手調理を心がけるのも大切です。

いかがでしたか。

夏はいつも調子悪いという方は、

春から意識して食を整えるとよいですよ。

できることから、続けられるものから始めてみてくださいね。

 

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特集:調理・調味料の妊活

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