【事例あり】パラレルキャリアをする5つのメリット
近年注目を浴びる、「キャリア」
この記事をお読みの方も、ご自身のキャリアに関して、一度は考えた事がある方も多いかと思います。
キャリアコンサルタントが国家資格になったりするなど、
キャリア=「積み重ねた実地の経験」が注目されることが多いです。
キャリアに関して注目を集めている背景には、
働き方の多様化、副業解禁、年金問題、大企業の経営破綻など、
決して明るい話題だけではないですが、
好きなことを仕事にしたりしやすい時代にはなっているので、チャンスだととらえています。
パラレルキャリアとは、副業に近しいものですが、この記事の定義としては、
「本業の収入がある状態で、副業に限らず、本業外の活動をすること」と定義していきます。
本業外の活動なので、金銭の報酬が出ない、ボランティアなども含まれます。
筆者は、現在人材教育会社に勤務しながら、
ライター、コンサルタント、SNS運用代行講演依頼受注などパラレルキャリアを形成しております。
この記事には、筆者の体験したことから、
- パラレルキャリアの事例
- メリット
- デメリット
- パラレルキャリアを目指す人のための最初のアクションプランを紹介していきます。
アクションプランから、ぜひ実施して、あなただけのキャリアの糧にしてみてください。
パラレルキャリアの事例
パラレルキャリアに興味はあるけれど、
働き方のイメージがつかないケースもあると思うので、事例を何人かご紹介します。
・佐賀県出身 Rさん、22歳女性の例:
大手百貨店の売り場にて、接客業をしつつ、不定休ながらも休日に、カフェをオープン。
同時期に料理教室も開催開始。
月の開催日数を、徐々に増やし、
2019年11月時点では、フリーランスとして料理教室や、イベント事での、自身が調理したものを、デリバリーする事業を展開中。
2021年に自身の店舗をオープンさせる予定。
Instaglamアカウント:relliy0130
・愛知県出身Tさん 28歳男性の例:
愛知県内で工場に勤務しながら、マルシェを開催。
(マルシェ=フランス語で市場の意味)
また教育企業から、研修事業のアシスタントとして抜擢され、土日の休日を活用し、研修事業をこなす。
2019年現在は、研修事業をメインにしながら、イベント、SNSの運用、ブログとWEBの領域でも活躍中。
他にも、お子さんが居るママさんが在宅でライティング業をこなす等、様々な事例があります。
次項では、パラレルキャリアのメリットに触れていきます。
パラレルキャリアのメリット
パラレルキャリアを構築していくメリットに関して紹介していきます。
1.収入が上がる
単純に複数個の仕事をするケースでは、収入が上がります。
定義として、本業外の活動なので、従来の日本的な考え方だと、
仕事は1個に専念し、長く勤務することが美徳の風潮により、転職もおっくうな方が多い状況でした。
パラレルキャリアでは、本業があってさらに社外での活動なので、
生活基盤があるからこそ、のびのびと取り組み易いメリットがあります。
事例にもあるように、毎日活動することが大変なら、まずは休日からスタートすることもできます。
自身の裁量で取り組め、収入に変えて行くことは、メリットの一つです。
2.スキルアップが望める
複数の仕事や、ボランティアの活動を通して期待できることに、スキルアップが望めます。
本業のスキルを活かして、別な活動の成果を上げたり、
逆に社外での活動を、本業に活かしたり、
本業と全く違うスキルを習得したりと、様々な効果が期待できます。
事例では、カフェや料理教室を開催する人を上げましたが、
料理のスキルアップは日常にもいかされることでしょう。
3.交流が増える
パラレルキャリアを通して、
本業のみでは、関わらないような方とも関わるようになります。
中には実績が豊富な方や、著名人と出会うこともあるかもしれません。
この時に注意することが、「人脈を得た気になって終わること」です。
人脈とは、「困ったときに助け会える関係」だと筆者は考えます。
顔、名前、名刺、SNSを知っているだけ人脈だと思わず、
出会った方に価値提供する気持ちで接していくと、よい関係を築き上げれるかと思います。
4.時間管理が上手になる
本業以外の活動をすると、もちろん時間を使うことが多くなります。
なおかつ、本業以外の活動をする場合、
自身で予定を決めたりするケースが増えるかと思います。
そのため、オーバーワークにならないように管理したり、
目標を達成するための逆算が必要になります。
時間管理が上手になることで、私生活、本業の生産性もあがる可能性もあります。
5本業の客観視ができる
本業から離れて、様々な方と交流することで、自身の経験が増えます。
その経験から、本業について客観視することが増えるかもしれません。
客観視することで、本業の課題解決のヒントを見出したりできることも。
本業、社外活動どちらにも、良い効果を出せると様に、意識してみましょう。
パラレルキャリアのデメリット
パラレルキャリアの形成にはデメリットもあります。
デメリットに注意しつつ、あなただけのキャリアを目指しましょう。
1.オーバーワークになりがち
単純に活動量が増えたり、様々な人と交流することで、
お誘いが増えたりすることにより、休息の時間が減ることもあります。
対策としては、月でスケジュールを組む際に、「この日の夜は、人との予定を入れずにいる」
など先に「休むこと」をスケジュールに入れておくことが効果的です。
自身で調整していきましょう。
2.本業に支障をきたす可能性もある
上記のオーバーワークになることで、睡眠時間の減少して体調を崩したり、
本業中に社外活動のことを考える時間が増え集中できないなど、本業に支障をきたすケースも考えられます。
自身でメリハリをもって、自分だけのパラレルキャリアの形成を目指しましょう。
次の項目では、これから始めてのパラレルキャリアを形成したい人へのアクションプランを紹介します。
始めてパラレルキャリアを目指す方へのアクションプラン
始めて、パラレルキャリアの形成にチャレンジする。
または、少し道に迷っている方向けのアクションプランを、提案します。
1.好きなこと、やりたいことを紙に書きだす
始めての方も、迷っているかたの自分の
「根本にある思い」を認識することから始めます。
紙に書くことは、どんなことでも結構です。
ポイントは、
- できる、できないを考えずに、好きなこと、やりたいことを書くこと
- なるべく多く、できれば100個以上書くこと
- 具体的に書くこと
上記のことを意識して書き出してみてください。
例えば、宇宙旅行に1週間行きたいや、車のレクサスLXを買うなどでも良いです。
その好きなこと、やりたい事の中に、あなたが熱中できるモノが隠れていることがあります。
熱中できるものを、探して活動に活かすために使いましょう。
2.やりたいことが決まったら形から入る
ある程度やりたいことが定まってきたら、形から入ることもおすすめです。
例えば、名刺を作るでも良いですし、ロゴを作るでも良いです。
ここで注意することは、大きく経費や、時間をかけて始めないことです。
小さく始めて、感覚を掴んだり、本当にやりたいことなのか確認することが重要です。
大きく始めて、辞めてしまうと無駄に資金などをかけてしまうケースがあるので、注意が必要です。
まとめ
パラレルキャリアは、今後の時代におすすめで、自己管理さえしていれば、業務過多で苦しむことは減ります。
むしろ、経験値や収入目線では良いことがほとんどかと思います。
筆者も様々なことにチャレンジしているので、ぜひプロフィールをご覧ください。
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ぜひご自身のキャリアを見つめて、今後のキャリア形成にお役立ていただけると幸いです。
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