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たまには難解な映画に挑戦!洋画3選

大型台風が通過したり、大地震が起こったり。日本全国各地で自然災害がおこっていますね。

私の地域でも台風が通過して信号機が折れたり、大規模停電が起こりました。そしてその後は大雨であまり外出できません。

難解な映画を観て、1回では理解しきれないかもしれませんが、2回目観終わった後にすっきりすることも。同じ映画を2回観るという、いつもとは違う時間の使い方をしてみませんか?

今回は難解な映画を3つご紹介いたします。

メメント

家で妻が何者かに殺害されてしまいます。主人公のレナードは犯人の1人を銃で撃ちますが、現場にはもう1人いてその人につきとばされたことによって、10分くらいしか記憶がもてないようになります。そのような状態になってもメモをとったり、体に重要なことを刻みこんだりして妻の復讐のために犯人を探すお話しです。

起承転結になっておらず、シーンも逆回しのような感じで話が進んでいくので、一つひとつのシーンがどういうシーンだったか理解しながら観ていかないとすぐにお話しについていけなくなります。

何気なく観ていると、観終わった後「?」が多くて疑問だらけかもしれません。その疑問を持ってもう一度映画を見直すと少しずつ疑問も解消されます。

ドニ―・ダ―コ

精神的に不安定な男子高校生、ドニー・ダーコ。ある夜奇妙な声に呼ばれてゴルフ場にやってくると、銀色のウサギがおり「世界の終わりまであと28日と6時間と42分12秒」と告げられる。その終わりをつきとめる為に行動するドニ―・ダーコのお話しです。

タイムトラベルや世界の終わりなど、SF的な要素もあります。これも難しいお話しで、1回観ただけでは理解が難しいでしょう。しかし「つまらなかった」で終わらせてはもったいないです。観るたびに新しい発見があり、1回観ただけは気づかなかったことに気づいていき、映画の内容もわかってきますよ。

2001年宇宙の旅

スタンリー・キューブリック監督の作品で1968年に制作されましたが、今でも色あせていません。まだ人類が月に立っていない時代に作られていますが、完ぺきに宇宙を映し出しています。映像美の素晴らしさもあって眺めているだけでも楽しいですが、内容を理解するのは1回では難しいです。

ナレーションもなくラストも抽象的で観る人によって感想や解釈が変わってくるでしょう。2001年宇宙の旅は原作本でもありますので、映画を観てから本を読むとまた新たな発見があって面白いですよ。

忙しい現代でなかなか時間をつくるのは難しいかもしれません。しかし違う映画を100本観るより、1本の映画を何回も観た方が学ぶことが多いときもあります。時間をつくって一度難解な映画も観るのも楽しいですよ。

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