マニュアルではなく、業務フロー図を作るときの注意点とは・・
皆さま、こんにちは!NICE ONの四ケ所です。
昨日のブログでは、清水式TOCによる企業研修について書いてみました。
昨日のブログは、こちらです。
それは、UDEか?
あるいは、それはボトルネックか?
TOC研修が終わると、皆さん、合言葉のように使い始めます。笑
でも、大切なことは、UDE、そして、ボトルネックとは何か?という、言葉の定義を揃えることです。
言葉の定義を揃えることで、色んなことが解決する現場に立ち会ってきました。
だからこそ、言葉を1つひとつ整えていくことも、インストの大切な務めだと思っています。
皆さまの会社で使われている言葉・・
その意味は、揃ってますでしょうか?
ぜひ、確かめてみてくださいね。
それでは、今日のブログです。
マニュアルではなく、業務フロー図を作るときの注意点とは・・
今日は、清水式TOC研修において、とても大切にしている業務フロー図について書いてみます。
まず、教務フロー図は、マニュアルではありません。
その名の通り、業務のフロー(流れ)を見るものですから、
流れているのか?
それとも、流れていないのか?
が、分かるものでなければなりません。
なので、細かすぎると、フローを感じられなくなりますので、ザッと、そして、粗く作ることが大切です。
そうお伝えすると、どれくらいザッと、どれくらい粗く作れば良いですか?との質問を受けます。
確かに、そうですよね。汗
でも、私の返事はいつも決まっていて、いったん粗っぽく作ってみてください!と、お伝えしています。
作ってみて、壁に貼ってみて、眺めてみて初めて、その出来栄え(フロー)が分かるのです。
ただ、その時に、私が大切にしているポイントがありますので、そのことについては、ご紹介いたします。
それは、西研究所の西順一郎先生から教わった、情報のSTUVというものです。
まず、1つ目のSとは・・
その業務フロー図が、パッと見たときにシンプルであるかどうか、です。
詳細で、かつ、複雑怪奇なものでは、見ていても何が何だか分かりません。
2つ目のTとは・・
その業務フロー図が、トータル的に全体を表すものになっているか、です。
木を見て森を見ず・・では、とても解決策に至りません。
3つ目のUとは・・
U(You)-Attitudeということで、業務フロー図を見る側の立場にたって作られているか、ということです。
自分だけに分かるもの・・これでは、何の役にも立ちません。
最後に、4つ目のVとは・・
その業務フロー図が、ビジュアル的に、パッと見たときに見やすいか、ということです。
数字の羅列や、汚い文字・線など、そもそも見る気になれません。
それだけでなく、その業務フロー図からは何も掴めません。
如何でしょうか?
ザッと、そして、荒っぽく作られているのに、STUVのポイントを外していない。
このような業務フロー図を作れた企業は、私の経験上ですが、大きな変化が訪れます。
そして、変化を継続的に起こせるようになります。
きっと、フローが掴めているからだと思います。
皆さまは、【業務のフロー】が見えていますか?
見えてなければ、まずは、業務フロー図を作ることから、やってみてくださいませ。
そして、作れる=フローが分かる世界観を磨きましょう。
今回もまた、ブログ筋トレ中の文章を最後まで読んで頂きまして、誠にありがとうございました。
今後とも、どうぞ宜しくお願い致します。
ブログ筋トレVol.907-1
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