冬支度のブレンド

小野木美佳

アロマの醍醐味は「香り」

 

嗅覚刺激にとって「快い香り」は何よりのご褒美

 

それもいいですが、精油の使い方には「塗布」という方法もあります。

 

精油の分子たちは皮膚に浸透していき血管に入り各器官細胞にたどり着き
分子特有の作用を体で発揮してくれます。

 

「経皮吸収」という形で吸収された精油の成分は
肝臓で代謝されたり、呼気として排気されたり、腎臓でろ過されて尿となったりして
おおよそ2時間ほどで体内から消失するといわれます。

 

だから「アロマトリートメント」なるものが安全に世の中に存在します。

 

 

時には香るだけでなく、皮膚から体に取り入れてみることも自分のためになりますよ。

 

お勧めの使い方は

 

  • 精油を2~3種類選び
  • 10mlほどのホホバオイルを用意し
  • 全量4滴ほどの精油を振らずに滴々として
  • 希釈されたブレンドオイルでボディケアします

 

10mlでほぼ全身をケアすることができますよ。

 

そして冬支度にお勧めは

 

  • マジョラム
  • ラベンダーアングスティフォリア(アングスティフォリア種がお勧め)
  • サンダルウッド(ホルモン依存性の疾患をお持ちの方は禁忌)
  • ラヴィンツァラ

 

副交感神経を優位にすることで血管を拡張させ血流をよくして

冷えてうっ滞している気と血液を元気よく巡らせて
同時に凝り固まった思考を緩ませて血液をあるべき心臓に戻し

感情面でのイライラや不穏な気持ちを落ち着かせ

過剰に興奮した脳の神経を落ち着かせる

 

というブレンド。

 

寒い冬は安心できる環境でゆったり休むことが免疫を落とさないコツ

 

 

 

 

ご自宅でもケアできるツールの一つです。

 

※精油やキャリアオイルの質には十分ご注意ください

※皮膚が弱い方は必ず専門のアロマセラピストにご相談ください

コメント

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

小野木美佳

自然療法のひとつアロマテラピーを心と体のために使う魔術師、傍ら薬剤師。アロマのあれこれ発信します♬

こちらの記事もおすすめ

  1. 薬草マルシェ

  2. アロマをメディカルとして使うために

  3. 陰と陽のアロマ

  4. その痛みは血流障害によるものかも!?

  5. 香りのヴェールをまとって・アロマアナリーゼ

  6. 膀胱炎になったら!?

  1. 空を飛べる鳥は自由なのか?(自由と権利は、責任と義務にセットで…

    2018.07.03

  2. ご利益ハンパないって!

    2018.06.26

  3. ​大人女子でも楽…

    2018.06.18

  4. 名城の「味付けスパゲッティ」を食べよう!

    2018.06.18

  5. ロンドンの常識なの?イギリスの?

    2018.06.18

  1. 名古屋城本丸御殿がいよいよ完成! さっそく行ってみたがね~!

    2018.06.09

  2. そんとくのかんじょう

    2018.06.09

  3. ボディケアの妊活③ ファンデーションも作ってしまおう

    2018.06.08

  4. 好きなことがある人生

    2018.06.06

  5. 心と体~漢方医学アロマでアロマを使う~

    2018.06.05

Viewトレンド