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まとまりのない文章④~それでいいのはタラちゃんだけです~

「まとまりのない文章」、ここをチェックしてみよう! でお伝えした、4つのチェックポイントも、今回で最終回です。

 

① 1文節がやたらと長い。

② 読点「、」が多すぎる。もしくは、なさすぎる。

③ 尻切れトンボになっている。(結論がない)

④ 文末がほとんど同じ。

最終回の今日は、「文末がほとんど同じ」について。

 

◆ まるで小学生の作文…?

文末とは「です・ます」や「である・だ」などの、文章の最後の言葉です。

この文末が同じで続くと、まとまっているようで、逆にまとまりがないように感じてしまいませんか?

例えば、こんな感じです。

 

<例文>

昨日友達と海へ行きました。私は到着してすぐ着替えて海に入ろうとしました。

そんな私を見て、友達が「準備体操をしないとダメだよ」と言いました。

それから慌てて準備運動をして海に入りました。

 

「~しました」がすべての文末に入っています。小学生の日記とか作文とかに、このような文末が同じ文章が多いですね。

◆ 文末を変えると文章がイキイキする!

同じ文末が続いたときは、言い回しを変えてみてください。

言い回しを変えるために必要なら、内容を変えずに他の文章のつながりを変えてみたり、別の言葉に置き換えたりもしてみます。

 

昨日友達と海へ行きました。

到着してすぐ着替えて海へ入ろうとした私に「準備体操をしないとダメだよ」と友達が言うのです。

それから慌てて準備運動をして、海へ飛び込みました!

 

というように。どうでしょうか?文末を変えることで、文章がイキイキとしましたよね。

同じ文末がひとつの段落にいくつも入らないように、少し気を付けてチェックしてみてください。すると、言わなくても前後の流れで分かる言葉を削除することができて、読みやすくなり、文章にリズムが生まれます。

同じ文末でいいのは、サザエさんちのタラちゃんくらいです。

「それ僕のですー」、「イクラちゃんと遊びたいですー」、「カツオ兄ちゃんズルイですー」

うん、タラちゃんなら許せます(笑)

 

まとまりのない文章④、それは同じ文末が続く文章は単調で抑揚のない文章になってしまうということ。

文末が単調だと、次は?次は?という引き込まれ感がなくなります。

 

以上、「まとまりのない文章、ここをチェックしてみよう」の4項目でした♪

 

特集:まとまりのない文章

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