子どもは親の気を引くために、なぜワルサやかんしゃくをするの?
子どもが、ワルイことをしたり、かんしゃくを起こしたりするのは、「親の気を引くため」と、よく言われます。
子どもは、親を喜ばせたい気持ちはありますが、ときに親を困らせて気を引こうともします。
なぜ、親の気を引くために、良いことよりも、わざわざワルサをするのでしょうか。
例えば、子どもが「ママ、見て~」と見えないところから叫ぶとき、わたしたちは「ちょっとまって~」とか、「あとでねー」と返します。
このとき子どもは、きっと頑張った何か(例えば、ブロック、積み木、折り紙、線路など)を見てもらいたくて、ママを呼んでいますね。
また、子どもが弟をたたいたり、おもちゃを投げてこわしたりしたときは、わたしたちは、すっ飛んでその場に行きます。
「ママ、見て~」と呼ばれてなくてもです。
ママがすっ飛んでくるのは、ワルサをしたとき。そしてこちらのほうが頑張らなくてよくてカンタンです。
子どもが親の気を引くためにワルサをしたりかんしゃくを起こしたりするのは、そうするとママがすっ飛んでくるのを、体感して知っているからなんです。
りくつではなくて、カラダがおぼえているのでしょう。
きょうだいげんかや、かんしゃくの対応については、親子それぞれに合った対応をこちらで伝えしています。クリックしてくださいね。
次回も、「子どもが親の気を引くためにワルイことをする、もうひとつの理由」をお伝えします。
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