祖母の教え…育児とは○○○こと!【私を変えた言葉12】
今回ご紹介するのは、長女を出産した後、初めての育児でオタオタしていた私に言った祖母の言葉です。
初めての育児は当然ながら分からないことばかり。
しかも我が子の、いわば生命を預かっている重責感。
病院で言われたことを必死にこなして、育児のマニュアル地獄に陥りかけていました。
そんな私が実家に帰ったときに、祖母が
「おばあさんの時代は、今みたいな育児法なんかなかったし、やったこともないわ。
そやけどな、お前のお父さんもちゃんと大きぃなっとうやろ。
だいたい今は神経質なんや。
こうせなあかんとかばっかりで、そうやって親を神経質にして、赤ん坊まで神経質にしよる。
育児はな、死なせないことや」
と言い放ちました。
そして、「昔は小さいころに死んでしまう子供が多かったからな、親は死なせないのに必死や。今はせっかく大きぃしても、神経質に育てとるから、ちょっとしたことで自分から死んでしまう子が多いんや」とも。
祖母の言ったことは、ちょっと極端かもしれません。
でも、それを聞いてマニュアル的な育児方法じゃなくて、先人の知恵育児のほうがタメになる!と思いました。
身体も精神も「死なせない」が育児の基本だと、それ以来思っている私です。
お陰でずいぶんとズボラな母親でした(笑)
でも、私も娘たちも、祖母の言葉があったから、のびのび、イキイキと育ったのではないかな、と思います。
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