小さな仕事を粗末にする人に、大きな仕事は任せられない【私を変えた言葉10】
今回ご紹介するのは、ある席で経営者の方がおっしゃった言葉です。
フリーであり、お仕事をいただくことが多い私にとって、本当にハッとさせられる言葉でした。
このような仕事をしていると、本当にさまざまなお仕事の依頼をいただきます。もちろん単価もそれぞれ。
特にライティング、という技術を提供する仕事は、依頼する側にとって最初は「この人はどの程度の技術を持っているのか?」「うちに合うのか?」という点が心配されることが多いです。
よほど信頼している人からの紹介などでない限り、過去一緒に仕事をしたことがない人間にイキナリ大きな仕事を依頼してくれる、ということは滅多にないことです。
その経営者の方は、こんなふうにおっしゃいました。
「その人の技術力や力量が分からないうちは、小さな、つまりその人でなくてもいい仕事をやってみてもらう。その仕事を”その人でなければならなかった”と思わせてくれる結果として返してくれる人なら、その先その人に優先的に仕事をしてもらいたい。
小さい仕事を粗末にする人が、仕事が大きいからといい結果を出すとは思えない。」
つまり、「大きな仕事は、小さな仕事の向こうに待っている」ということなのですね。
でも、そもそも大きい仕事、小さい仕事ってなんでしょうか?
単価が高い?大きな会社からの仕事?それをやることで有名になること?
色々定義はあるでしょうが、仕事に大きいも小さいもなく、自分が引き受けた仕事は全力であたるもの、とその経営者の方は言われているのだと思いました。
だから全力であたれない依頼(他スケジュールとの兼ね合いなど)は、断る勇気も必要。
常に全力であたっていれば、よい仕事の循環が生まれるはず!
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