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幸せな子連れ再婚のために!知っておきたい3つのヒント

素敵なパートナーと巡り合い、さまざまな紆余曲折を乗り越えて子どもとともに再婚する。
せっかく縁あって再婚したのですから、今度こそ末永く円満な家庭を築いていきたいですよね。

しかし、子連れ再婚が子どものいない再婚とくらべて色んな面で難しく問題が多いのも事実。
連れ子との親子関係がうまくいかなくて、戸惑いや悩みを抱えることも少なくありません。
そこで、家族みんなで幸せになるためのちょっとした心構えや気を付けるべきポイントなど、
3つのヒントをご紹介します。

その1 “期待しすぎない”

子どもに父親ができることは、ママにとっても子どもにとってもとても喜ばしいこと。
あんなことをしたい、こんな風になれたらいいなと、パパへの期待感が膨らんでしまうのも当然のことかもしれません。

でも、新米パパにとって「父親になる」ということは全くの未知の世界。
子どものいる女性と結婚するにあたって覚悟を決めてきたとはいえ、
いざ結婚生活が始まってみると、思うようにいかないことってたくさん出てきますよね。

再婚の場合は、赤ちゃん時代からこれまでの時間や育児を経験しないままいきなり親になるわけですから、その分初めてのことだらけで戸惑いも大きいでしょう。
よかれと思ってしたことが裏目に出たり、自分では頑張っているつもりなのに子どもとの距離がなかなか縮まらず焦ったり、子どもとの接し方がわからなくなってしまったり…
なんてことも多々あります。

そんなとき家族からの過度な期待は、ときにプレッシャーとなって彼にのしかかります。
期待に応えたいのに応えられない自分を責めて落ち込んでしまうこともあるかもしれません。
ママの方も期待が大きければ大きいほど、うまくいかないときの落胆も大きくなりがちですよね。

子連れ再婚で、初めから何の問題なく順調に進んでいくということはまずありません。
最初はうまくいかなくて当たり前、でもいつかそのうちうまくいく日が来るだろうくらいのゆるい感覚でいた方がお互いに楽です。
はじめから期待を膨らませすぎないことが肝心です。

その2 “最初から親であることを求めない”

再婚して良好な親子関係を築きあげていくことは、簡単なことではありません。

子どもが小さいうちは早い段階で「パパ」と呼んでくれることもありますし、子どもの性格によってはすぐになついてくれる場合もあります。
でも、ある程度大きくなった子どもだと、突然目の前に現れた大人を自分の父親として認め、受け入れていくにはそれなりに時間がかかります。
とくに思春期の子供は何かにつけて反発したり、些細なことで不機嫌になって親にあたったり、話しかけても無視したり…と実の親であっても子供との接し方や対応の仕方に悩んでしまうもの。
親になったばかりなんですから、難しい年頃の子どもにうまく対応できないときがあるのも
当然です。

新米パパの中には「親になったんだからしっかりしなきゃ。」「本当の父親のようになりたい。」
など思い入れが強い人もいるでしょう。
でも、そういう人ほどうまくいかなかったときに落ち込んでしまいがち。
自分の頭の中で思い描いていた理想と現実とのギャップに、打ちのめされてしまうようです。

たしかに子連れ再婚をするには「親になる」覚悟が必要となりますが、気負う必要は
まったくないのです。
最初のうちは子どもがよそよそしい態度をとったり、ぎくしゃくしてしまうのも当たり前。
無理して距離を縮めようとせずに、小さな子どもなら一緒に遊んであげたり、大きい子なら日常の挨拶や声がけをしたり、家族で食事をしたり休日を一緒に過ごしたりといった毎日を重ねていき、子どもが自然に心を開いてくれるのを気長に待ちましょう。

初めから「親」になろうとするのではなく、「子どもにとって一番身近な大人」というスタンスの方がよいかもしれません。
いつもそばにいて見守っているよ、必要なときはいつでも話を聞くし、相談してくれても頼ってくれてもいいんだよと。
子どものことを親身になって考える身近な大人として、少しずつ時間をかけて子どもとの間に信頼関係を築いていくのがベストです。

その3 “実親が橋渡しをする”

慣れない親子関係を円滑にするために大切なのが、親子をつなぐ橋渡し役。
最初のうちは大人も子どもも遠慮や気兼ねがあり、うまくコミュニケーションがとれないせいで、すれ違ってしまうことがあります。
お互いをよく知らないがゆえに誤解してしまったり、理解できなかったり…。

そんなときは子どもの実親が間に入って仲介してあげるとよいでしょう。
たとえば「あまのじゃくなところがあり、たまに本音と逆のことを言ってしまう」というような子どもの性格は、教えてもらわなければ新米パパにわかるはずもありません。
言葉が足りない部分を補う、考え方や性質、過去のエピソードなどを伝えることで、相手をより深く知り理解する手助けになるのです。
ちょっとした言い回しや態度のせいで気まずくなったときも、早めにフォローすればわだかまりを残さずに済みます。

また、親子間の信頼関係がまだできていないうちは、子どもをきつく叱る役は実親が引き受けた方がよいと思います。
実親ならたとえ子どもに強く反発されたとしても対処できるでしょうが、そうでない場合はしこりとなって残ることがあるからです。
子どもに「私のことよく知りもしない人に言われたくない」なんて言われたら、大人であってもグサッと来ますよね。
このことがきっかけとなって子どもとの間に距離ができてしまうと、修復するのに
時間がかかることも…。
嫌われ役を買うのは、家族としてまとまってきてからでも遅くありませんからね。

再婚後は、子どもとの信頼関係を築いていくことが何よりも最優先です。
長い時間がかかるかもしれませんが、焦らずに少しずつ家族の絆を深めていきましょう。
その間は、大変かもしれませんが実親が大人と子どもの両方を上手にサポートしてあげてください。
こうあるべきというような既存の形にこだわるのではなく、自分たちらしい家族・親子の形を探してみてはいかがでしょうか?

 

 

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