それって大切?結婚相手選びに重要ではないポイントとは?
独身女性が結婚相手に求める条件やポイントはいろいろ。
大卒以上で、身長は私より高くて、年収が800万円以上で、長男以外で同居がなくて、イケメンで、
一緒にいて楽しい人!などなど。
とくに条件ありきの婚活では、最初にどんな人がいいのかを必ず考えますよね。
人それぞれ、絶対これだけは譲れないというポイントは違ってくるでしょうが、
たまに「え?そんなことにこだわるの?結婚するのにたいして重要じゃないのに…」と思うことも。
あとから考えると、実はどうでもいいことだったとわかるのですが、結婚前はそれがとても大切なポイントだと思い込んでいることって案外多かったりします。
そこで、結婚相手選びに重要ではない、もしくは必要のないポイントって何?という点についてお伝えしたいと思います。
お店選びが下手すぎる
男性と一緒に食事をしたり、お酒を飲んだりするとき、事前にいいお店を選んできちんと予約しておいてほしいと思う女性は少なくないはず。
ところが、連れていかれたお店がファミレスや安いチェーンの居酒屋だったとなるとガッカリ…。
さらに予約を入れてないせいで待たされたり、混雑していて入れなかったりとなるともう最悪!
もうそれだけでテンションが下がって、こんな人とは付き合えないと思う人もいるでしょう。
「いいお店を選んでくれない」=「私のことをどうでもいいと思っている」と感じてしまうのかもしれません。
逆に、素敵なお店をチョイスして予約もバッチリとなれば、「私のために一生懸命にやってくれる」=「本命扱いしてくれる」と嬉しくもなりますよね。
でもデートのお店選びは、結婚生活にあまり関係のないことだったりします。
いいお店に行った経験がないとか、あまりお店を知らないという男性は案外多いもの。
最初から女性の好みにピッタリのお店を選ぶのは、ものすごくハードルの高いことです。
もちろん中にはオシャレでおいしいお店をたくさん知っていて、常に女性を満足させてくれる男性もいるでしょうがごくごく少数でしかありません。
見るべきところはいいお店を選んでくれるかどうかではなく、彼の対応の仕方です。
お店を知らないなら知らないなりに女性の好みや希望を聞き、それに合わせて一生懸命探そうとしてくれるのか。
または自分がお店を知らないことを正直に伝えた上で、どんなお店がいいか教えてもらい予約だけはしっかりしてくれるというのでもいいですね。
場合によっては女性がお気に入りのお店を自分で予約して、男性は実際にそこで食事をして彼女の好みを把握していくというのもアリです。
大切なのは喜ばせてあげたい、希望を叶えてあげたいという気持ちがあるかどうか。
それさえあれば、最初のうちは女性主導でお店を決めたとしても、回数を重ねればだんだんと好みもわかってきて、適切なお店を選べるようになることもあり得ます。
結婚すると夫婦のどちらが予約するかなんてたいした問題じゃありませんし、むしろ奥さんの方から「誕生日は○○で食べたいから予約しちゃっていい?」と言う方がラクだったりしますよ。
趣味が合わない
趣味が同じだと会話も盛り上がりますし、デートで一緒に趣味の時間を楽しむこともできますよね。
だから趣味が一緒の人がいいと思う人もいるでしょう。
でも、これもたいして重要なことではないんですよね。
たとえば男性はサッカー観戦が趣味で、テレビでサッカー中継があると欠かさずに見るタイプ。
一方女性の方は、スポーツにまったく興味がなく、好きなのは写真を撮ること。
こんな2人が結婚しても何の支障もありません。
夫がテレビでサッカーを見ている間、妻は自分が撮影した写真をパソコンで編集している…。
ときおり「よし!やった!!」などと歓声を上げるので「点入ったの?」と聞いてみたり、「ほら、この写真すごくきれいに撮れてると思わない?」と夫に画面を見せてみたり。
それぞれが自分の好きなことをしながら、ちゃんと共存できるんです。
それに趣味が違うと、ときにはもう片方が影響を受けてその趣味が好きになるということも
あります。
どちらかというとインドア派だった彼女が、キャンプ好きの彼に影響されてアウトドアが大好きになるというように。
さらに、結婚してから何かのきっかけで共通の趣味ができることだってあります。
2人が一緒になることで世界が広がっていくなんて素敵ですよね。
ただし、そのために必要なことが1つだけあります。
それは相手を尊重する気持ち。
「今日はサッカーの試合があるから彼も嬉しそう」、「彼女どんどん写真の腕を上げてるな」といった感じで、相手が喜んだり楽しんだりする姿を見て自分も幸せ♪と思えたら最高ですよね。
もちろん、趣味に散財して家計も顧みないような人では困りますが、必ずしも同じ趣味である必要はないのです。
エスコートしてくれない
外を歩くときは自分が車道側を歩き、お店のドアを押さえて女性を先に入らせ、奥のソファ席をすすめてくれて、希望を聞きながらスマートにオーダーをこなし、グラスが空けば何か注文しようかと尋ね、事前に考えておいてくれた完璧なデートプランを実行に移してくれる…。
こういうことがサラッとできるのは、場数を踏んで女性慣れしているモテる男性や既婚者に多い気がします。
普通の男性はレディーファースト的なことはある程度知っていたとしても、女心をくすぐるような高度なテクニックなんて持ち合わせていない場合がほとんど。
待ち合わせ早々に「今日はどうしようか?」と丸投げしてくる人も、それほど珍しくなかったりします。
こんな男性はダメ!と決めつけず、とりあえず長い目で見てみましょう。
学習能力や柔軟性にすぐれた人なら、最初はできなくても経験を重ねることでだんだんとできるようになることもあるからです。
もちろん女性の方も「こういうときはこうするといいよ」などとさり気なく伝えることも必要。
そのときイヤな顔をしたり、変なプライドを振りかざしたりせずに、素直に聞く耳を持っている人なら期待できます。
服装がダサい、オシャレじゃない
目の前に現れた、ダサい服に身を包んだオシャレと無縁の男性。
一緒に歩きたくないと思ってしまうのは仕方ないとしても、それだけでナシ判定するのはもったいない!
「服に金をかけるなんてバカらしい」「俺はこのままでいいんだ」と、オシャレを頑なに拒むタイプなら難しいかもしれませんが、そうでなければ将来性に期待してみるのもいいでしょう。
単にオシャレに疎くて適当にその辺にあるものを着ているだけという男性なら、デートの時などに一緒に服を選んであげるようにすると、オシャレ男子に変わる可能性大です。
結婚となるとファッションにこだわりすぎる男性の方が何かと面倒かもしれません。
そういう人は奥さんの選んだ服を着てくれないでしょうし、値段を気にせず服を欲しがり洋服代がかさむことも…。
むしろ服装にこだわりのない男性の方が、自分好みのコーディネートでオシャレしてもらえるのでおススメですよ!
割り勘で奢ってくれない
「男性が奢るべき」「男性が奢る必要はない」という割り勘論争がありますが、これは人それぞれ意見が分かれるところだと思います。
私も、正直言うと奢ってほしい派なので、割り勘にされてガッカリするのはわかります。
自分がお金を払いたくないわけではなく、女性に払わせたくないという男の気概を感じたいだけなんですよね。
ただ、「奢ってくれる=ケチじゃない」という等式は必ずしも成り立つわけではありません。
付き合っているときに気前よく奢ってくれた男性でも、結婚してみると意外と金銭的に細かい人だった!と気づくケースもあるのです。
新居に必要な家具や家電を購入するとき、結婚式や新婚旅行の詳細を決めるとき、「そんな高いのじゃなくてもいいんじゃない?」などと言われることも…。
こういうことが続くとけっこうストレスが溜まりますが、同時にそのおかげで貯金ができるというメリットもあるんですよね。
逆に結婚しても相変わらず気前よく同僚や部下に奢る人だったら、家計にダイレクトに響いて大変ということもあり得ます。
つまり、奢ってくれるかどうかでその男性がケチかどうかの判断はできないということです。
奢ってくれるかどうかだけでなく、色んな場面で彼の金銭感覚を見ることが必要です。
ときどき割り勘だとしても、経済観念がしっかりしていると思える男性なら結婚向きだと思います。
生理的に無理な相手ではないけれど、ここにあげたようなポイントでダメだと思っているとしたら、考え直してみてはいかがでしょうか。
結婚は生活ですから、独身時代の感覚がそのまま通用するとは限らないのです。
今はナシと思っても、実はとてもいい旦那さんになる可能性もあることを頭の片隅に置いておくといいかもしれませんね。
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