予約待ちのできるお店は、アレまでがピカピカ!
私はよく、仕事の打ち合わせやセッションで大阪市内にあるホテルのティーラウンジを利用します。
そこはお支払いの際、お釣りのお札がいつも新札で「気持ちいいなぁ~」と思うのです。
そういうところは、さすがだな、と。
先日、打ち合わせをした社長さんがお釣りを受け取って、
「ここは新札でお釣りをくれるんだね」
と言ったあと、
「私の知っているあるお店はね、予約しないと行けないくらい繁盛していて、予約しても数ヶ月待ちなんだよ。そのお店はね、お札だけじゃなくて小銭までピカピカなの」
と教えてくれました。
同じお金に違いはないけど、ボロボロで今にも破れそうな折り目のついた千円札でお釣りをもらうより、やっぱり新札だと気持ちいいし、なんとなく大事に思われてるって気になります。
まして小銭までがピカピカだと、「あなたは大事なうちのお客さまです。またぜひ来てくださいね」という気持ちをいただくようで。
お釣りを受け取るお客さまの印象を考えたら、自然なことなのかも知れません。
大きなホテルだと、毎日出向かなくても取引先の銀行が新札を届けてくれているのかも知れない。
でも、そうでない場合、たいていは自ら銀行に赴き、新札に変えてきているはずです。
そんなお客さまに見えない時間と労力をかけるところが、なんだかとても素敵だと思うのです。
そこまで出来なくても、お釣りをお渡しするときに、できるだけキレイなお札を探してお渡しするだけでも印象は違います。
お金はエネルギーと言います。
そのお金というエネルギーのやり取りの場で、ちょっとした心遣いができることが、商売繁盛に繋がるのかなと思うのです。
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