年間の二大行事のひとつ。夏休みの子どもたちの楽しみ「盆踊り」
僕がPTA役員になった小学校では、毎年夏休みになってすぐに盆踊りがある。
子どもたちにとっては、夏休みに校庭で友達と遊べて、お菓子やジュースも貰えるし、楽しみの行事である。
しかし!!
PTA役員をはじめとする、小学生の父兄にとっては、大変な行事なんです。
準備は2ヶ月前の6月頃から、PTA会長を中心に始まるんですが、実はこの盆踊り、主催はPTAではなく「学区」なんです。
区政の会長がいて、踊りのメインは婦人会の皆さん。
警備は消防団に依頼し、地域内で活動する子ども達のダンスチームやチアリーディングの先生との当日までの連絡・調整、当時配るジュースやお菓子、簡単な屋台(たません など)、子ども達のレクレーションを準備するのは、全部、お父さんたちの役目・・・。
限られた予算の中、働き盛りの忙しいお父さん達と、手作り感満載のお祭りを実施する経験は、本当に勉強になりました。
ボランティアスタッフの募集
お父さんたちは、もちろん「無償」のボランティアになります。
盆踊りの前日(金曜日)と翌日(月曜日)は、平日の早朝から学区の先輩(おじいさん)たちの指揮のもと、櫓(ヤグラ)を組んだり、解体したりします。
その他、買い出しや、テント張り、屋台の準備・運営・片付け。
どれだけ人手があっても足りないほどですが、これがなかなか集まりません・・・とほほ
断りの例
仕事が忙しい
(まあ当然!)
・・・・。
これしかない訳です。
でも、僕自身が断っていた頃の正直な気持ちは「PTA役員と仲良くすると、PTAに誘い込まれる!」というのが正直な気持ちでした。
もっと、こうして欲しい!というクレーム
ボランティアでやってても、必ずあるのがクレームです。
まあ「要望」または「ご意見」だと言えば、そうかもしれませんが、結局は感謝の気持ちから出ているのではなく、不足・不満から出ているので、やっぱりクレームなんです・・・。
- 未就学(小学生未満)の小さな子が遊べるようにして欲しい!
- もっと、色んな種類のレクレーションを用意して欲しい!
- もう、この屋台に飽きたから、新しいの考えて欲しい!
- もっと早い時間からやって欲しい!
などなど。
まあ、色んなクレームが、直接または間接的に聞こえてきます。
これ、子どもたちが喜ぶから、全部叶えてあげたいんです!!
クレームがピタッとおさまる魔法の言葉
でも、これでクレームは一撃できます!笑
「本当に全部やれたらいいですね!」
「ぜひ、ご主人にお手伝いにきてもらってください」
「人手さえあれば、できるんです!!」
これを言うと、何も言わなくなりますよ。
でも、それでもやっぱり、やって良かった
子ども達の笑顔に救われます。
それがお父さんへの最大のご褒美。
手伝ってくれたお父さん同士の交流。
人のご縁ほど、尊いものはないと実感。
ビショビショになるほど、いい汗かきます。
運動不足の解消にバツグンです 笑
そして、盆踊り終了後の打上げのビールがうまい!!
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