話が伝わらない5つの理由と対策
話が伝わらない…。
「何を言ってるのか? わからない。」と言われる。
そんな悩みがあるとしたら…
この5つをチェックしてみてはいかがでしょうか?
話が伝わらない時の理由と対策をお伝えします。
自分にも、他人にも、やさしいコミュニケーションを!
心理玩具クリエイターのひめさとこです。
コーチングツール「すまいるすごろく」や
アドラー心理学を学ぶ「あどらーすごろく」などの
楽しみながら、学べるオリジナル商品を開発しています。
伝わらないのは、理由があります。
お互いがストレスなく、
コミュニケーションができるようになるために、
5つの理由と対策をお伝えします。
講演会とかで、話を聴きながら…
自分の過去を思い出したり…
何か、話の内容とは違うことが気になったりして、
話を聴きそびれた。と言う経験はありませんか?
聴こうとしていても、そんな状態ですから…
相手が聴こうとしていなければ、
“音”は届いても、“理解”されていないことがあります。
それくらい、
人は聴いていないのです。
私自身も、営業マネージャーをしていた時に
朝礼で伝えたことを
「聞いてません!」と言われたことが何度もあります。
なので…本当に重要なことは、
文字として残すという対策も
場合によっては、必要になってきます。
あと…相手にとって、伝えたいことが
重要か? どうか? も、
相手の聴く姿勢に影響を与えてしまいます。
自分にとって、関係無い、
そして…興味も無い趣味の話なんかは、
聴きたくないこともありますよね?
相手にとって、その話が
重要か? 必要か? という意識も
大切かもしれません。
“〇〇って、何?”
たったひとつ、わからない単語があるだけで、
その後、話の内容が頭に入って来ない。
と言う経験はありませんか?
自分では当たり前の言葉でも、
相手にとっては、
当たり前ではない言葉もたくさんあります。
特に、要注意なのが、
・専門用語
・横文字
専門用語は、専門家の中では、
一般用語になりがちなので、
私自身も、中学生くらいの子に、
商品やテキストのチェックをお願いすることがあります。
チェックしてもらうと、
自分では、当たり前の言葉が、
伝わらない可能性があることに気づかされます。
日本語は、英語と違って、
主語があいまいでも、伝えることができます。
だからこそ、伝わらないことや
間違って伝わってしまうこともあります。
・いつ (when)
・だれが (who)
・どこで (where)
・なにを (what)
・なぜ (why)
・どのように (how)
5W1Hを意識してみるといいかもしれません。
「バーッ!となって…」
「ダダーッ!ってなって…」
というような感じだと、
ちょっと、分かりづらくないですか?
「バーッ!と飛んで行って…」
「ダダーッ!って、たくさんの人がなだれ込んで…」
の方が、伝わりやすいですよね?
擬音や擬態語だけで伝えようとすると
伝える方は、イメージできていても、
相手は、イメージしづらいです。
同じように、「この」「あの」などの指示語も、
どこを指しているか? 迷ってしまったり…
勘違いしたり…しがちです。
言葉を聴きながら…
相手が、真っ白なところから、イメージできるか?
想像してみるといいかもしれません。
コミュニケーションは、
相手に伝えたいことが、伝わることが大事。
「伝えたいことが、伝わる」というのは、
『イメージの共有』とも言えます。
要するに、『イメージ』が伝わればいいんです。
美容院で「こんな髪型にして欲しい」というのを
『言葉』で伝えると、難しそうじゃないですか?
『言葉』よりも『写真』の方が伝わりますよね?
なので、『言葉』で伝える時も、
それが『イメージ』できればいいんです。
『図』でもいいし…
『たとえ話』でもいい。
イメージが共有できることが
コミュニケーションの目的です。
伝えるには、伝える順番も大切。
伝わりやすい順番を考えてみましょう。
「今、ちょっと、よろしいですか?」とか
「後程、時間をいただけますか?」とか、
伝える許可を取りましょう。
それによって、
相手は、聴く準備ができます。
言いにくいことも、
「言いにくいんですけど…」と
前置きを置くことで、
相手は、ひょっとしたら、自分にとって
良くない情報かもしれない。と
聴く準備ができます。
最初に、一番伝えたいことを伝えます。
あるいは、「3つお話があります」というように
結論を先に伝えます。
それによって、相手は、そこに
フォーカスしながら、話を聴くことができます。
時系列に話を進めるのも、悪くはないですが…
最後になって…
「…で、一体何が言いたいの?」
ということにもなりかねません。
結論だけだと、相手と意見が違う時に、
摩擦が起きる可能性があります。
その意見になった背景でもある
理由や目的を伝えることで、
相手にも、理解してもらいやすくなります。
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