禁忌の意味を振り返る
薬剤師としての仕事の中
調剤の仕事の中で一番気を遣うのが相互作用や禁忌など。
薬歴に疾患などの記載があっても気を緩めると見逃してしまうことも・・・。
(本来はあってはならないことです)
だから薬局では2重チェックが当たり前。
たとえ禁忌の症状が出なかったとしても
処方に緊張感を持たせるという意味では小さな禁忌事項もしっかり把握すること。
アロマの世界にもありますよね?
禁忌
上はアスピリンの項目
サリチル酸メチルと同じような構造を持つアスピリンの禁忌はたくさんあります。
消化性潰瘍・アスピリン喘息患者・出産予定日12週以内の妊婦
サリチル酸メチルで有名なウインターグリーン。
鎮痛として用いられることが多い精油です。
98%ほどのサリチル酸メチルを有するウインターグリーン精油。
上記のような禁忌があった場合、責任の所在はどこで問われるかを考えることは必要です。
他に相互作用も見ていくことも大切ですよ。
サリチル酸メチルには血液の凝固阻止の作用もあるのでクマリン系の成分を持つ精油とは
注意が必要になります。
また血腫抑制の精油も出血傾向が高まることあります。
私は鎮痛であまり使いたくない精油ですが
時に結果を早く出したいときはウインターグリーン使います。
10mlに1滴がMAX・・・
ビビりだね(;’∀’)
と言われようが、こういうところは慎重に使いたいです。
ウインターグリーン、ツツジ科の精油で寒冷湿地帯多くできる精油。
リウマチや関節痛によく使われたそうです。
そろそろ冬支度。
痛みが出てくる方が多くなる季節です。
ウインターグリーン、いい精油なのですが。
禁忌も多く、注意して使っていただきたい精油です(*^^*)
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