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溶連菌が流行っています~アロマでは何ができるのか?~

アロマ薬剤師として、アロマの仕事だけでなく薬剤師業も担うと。
どんな不調の方が多いのか見えてくることがあります。

インフルエンザはまだ少ないですが、最近は胃腸系の不調と共に溶連菌感染症の方もちらほら・・・

溶連菌になると普通の抗生剤より短期的に集中的に使う抗菌剤が用いられます。
そして、溶連菌の特徴からアロマも併用していくことも可能なことも見えてくるのです。

今回はそんな溶連菌感染症に応用できる理由について書いてみましょう!!

溶連菌感染症とは?

化膿連鎖球菌の一種によって引き起こされる感染症です。

主な症状は激しい咽頭通や発熱で時に喉の奥に白いぶつぶつができることも・・・。
免疫低下の際に起こりやすく、食物を摂取するときに痛むのが苦痛な疾患です。

医療的にはペニシリン系の抗生剤を投与することで治療が早くなります。

細菌の種類がグラム陽性菌という種類なので比較的精油が作用しやすい感染症となります。

 

苦痛を早く和らげたい

この疾患。
とにかくのどの痛みが激しくて、唾を飲み込むのもつらいくらいな時があります。

抗生剤と共に解熱鎮痛剤の処方もあり、普通より多めに鎮痛剤が出されてきます。
そうなると腹部不快感を感じる方も多く、何としてでも早く治したいもの。

そんな時にアロマを併用してみるという選択肢もあります♬

抗菌アロマはたくさんありますが、中でも使いやすいのはグラム陽性菌に作用するもの。
(精油について作用点の詳細などはレッスンでお話します)

グラム陽性菌の細胞構造の中にペプチドグリカンという部位があり、ここに作用するのが抗生剤なのですが。
精油もこの部位に作用していけるものを中心に選んでいくといいのです。

抗菌活性が強い芳香成分としてはシンナムアルデヒドなどが選ばれますが。刺激も強いので違う芳香成分類を確認してみてください。

また、免疫の低下による不調の一つになります。
免疫にかかわる好中球の活性やマクロファージの活性化なども考えてみるといいでしょう。

マスターブレンダーのブレンド提案

このようなことを考えると。

以下の精油たちが浮かんできます。

・シナモンカッシア
・レモングラス
・ゼラニウム
・マジョラム
・ティートゥリー
・ユーカリラディアタ
・オレガノ

などなど・・・。

これらの精油が持つ官能基や精油の作用などを確認してブレンドすると。

溶連菌感染症の不調回復の手助けのブレンドができてきます♬

 

 

マスターブレンダーでブレンドの技術を磨く

どんなレッスンを受講しようか?お悩みの方はこちら

 

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