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  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

冷え対策のアロマ

寒い日が続くと、暖かい部屋にはいてもなかなか体が温まらない・・・。

そんな方にお勧めのケアをご紹介しましょう。

アロマテラピーで使う精油は

  • 鎮静(リラックス)
  • 強壮(元気にする)
  • うっ滞除去(滞りを解消)
  • 抗炎症
  • 抗菌/抗ウイルス

などがあります。

他に特異的に加温や血液流動促進なども。

このようにしてみると、冷えの対策に使える精油が見えてきます。

 

寒いのは血流の悪化


外気温が下がってくると、人間は体の中の体温を奪われないようにするシステムを持っています。

その一つが「鳥肌」や「寒いぼ」など。

体表の毛の周りにある立毛筋が収縮するためにボロボロが見えるのが鳥肌です。

これは寒さの刺激で自律神経の交感神経が興奮し立毛筋を収縮させることによります。

交感神経優位の時は血管も収縮するので結果「冷えて血流が悪くなる」ということに。

また、皮膚組織も乾燥から守るために働いてくれるのですが。

ストレスなどが多いと、この免疫能がうまく働かずシワや肌荒れの原因にもなってきます。

 

使いたい精油


では、どのような精油が寒さ対策に使えるのでしょうか?

  • マジョラム・・・自律神経の副交感神経を優位にするために血流が改善される
  • シナモンカッシア・・・血液流動促進があり加温作用も認められている
    (皮膚刺激や内服ある方には要注意)
  • レモン・・・血液流動促進があり血管の強壮もある
  • シダー・・・うっ滞を解消する働きがある
  • レモングラス・・・腹部にも使うことでお腹の働きを改善し冷えの解消になると同時に
    血管拡張などの作用も認められる
  • サンダルウッド・・・うっ滞除去があり冷えている部位の血流やリンパの流れに
  • ラヴィンツァラ・・・体の陽性化に最適な精油。陰性(冷え)に傾いている体の立て直しに

他にも、フェノール類を含むオレガノやクローブなども少し混ぜると

体がポカポカした感じがしてきますよ。

 

冷えない体つくり


しかし、アロマでケアだけでは不十分なことも。

基本は冷えない体を作ることが大切になります。

白糖や乳製品の取りすぎや、コンビニ食などの添加物の多い食事は

体を冷やすばかりでなく、高血圧や高脂血症の原因になります。

また、老化現象で冷えやすくなることも・・・。

漢方医学的に腎虚の状態です。こうしたときは冬に美味しくなる食事を召し上がります。

今の季節なら、黒豆や牡蠣や貝類などもいいでしょう。

海藻類も積極的に摂取してください。(黒い食べ物が腎を強化します)

そして寝る前にはリラックスを心がけて・・・。

最近はやりのキャンドルなどを灯してアロマで芳香浴をしてみてはいかがでしょうか?

 

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