アロマの未来を語る〜10年のアロマカウンセリングの軌跡と未来〜
先日ナードジャパン中部勉強会にてスピーカーを務めさせていただきました。
中部勉強会は様々な活動をしていらっしゃる会員様のための場として執り行われております。
アロマの始まりから今
2009年2月。
ナードジャパンのアドバイザーレッスンをアロマハウスイネドの先生のところではじめて10年が経ちました。
精油の作用や香りの変化などに魅了され、「人のために」という想いから始めたアロマの学び。
10年の間にアプローチ方法も自身の考え方も変わってきて今があります。
失敗した事例、変化せざる終えなかったカウンセリングの内容、来るお客様の変化など。
様々な紆余曲折の上に今があります。
喜び、楽しさ、不安、葛藤。
いろいろな経験の中で出来ている今の形です。
メディカルアロマの処方はほぼ西洋医学がベースになっていることが多く。
そこにヒットする方もいらっしゃれば、ヒットしないこともあることが自分の中の疑問でした。
《万人に受けるアロマの世界は本当にあるのか?》
そこから作り出した漢方医学アロマの世界です。
西洋医学との違い
漢方医学は陰陽五行に基づいて人の身体を見ていきます。
自然哲学を知ることで人体を知っていくのが漢方医学。
人も自然の一部であることが哲学のもとになるので私にはしっくりきました。
西洋医学は身体を一つのパーツとして見ていくので、例えば薬は標的を決めてそこに効くように作ります。
だけどその効き方は悪い部分だけにとどまらず、いい箇所にも作用するので副作用などは起こります。
しかし漢方医学的な視点は身体を全体的に捉えていきます。
またその中には七情といって、感情もつかさどることが書いてあるのですが。
当時私はその感情にも目を向けていくこともしていきました。
そんな世界観は物質から非物質へと視点を向けてくれました。
人の身体や感情はエネルギーなのかもしれない
実際に人に触れるとその人のことがなんとなくわかることありますよね?
それは単に勘というものだけでなく、実は相手の何かをキャッチしているのかもしれないと考えるようになるのです。
よく、霊感とかサイキックなどの言葉で表されたりしますが。
そういうものは実はエネルギー体として人を見ているのだろうと考えました。
実際身内でも見えない世界を感じるタイプの人がいたり、自身も感覚で感じ取ることはアロマを始めて増えてきたのです。
そこで目を付けのが「化学」の世界です。
分子を作る元素は、中性子・陽子・電子から成り立ちますが、それらももっと小さく見ると粒子ということになります。粒子はもっと行くと・・・と考えると、物質の全ては「ひも」で出来ているという仮説理論にぶち当たるわけです。
つまり、人はエネルギーの塊りで精油もまたこうしたエネルギーであるに違いないと思うことになるのです。
医療では解決できない事例の多さ
アロマという世界と一緒に医療の世界にもいると、その違いが見えてきます。
どちらも一長一短でどちらも必要だということもわかります。
でも、医療だけではどうにもなっていかないことも多く目にしています。
そして薬の裏側も知っているだけに、それを前面にいいということもできない葛藤がありました。
私の中では感情面に匹敵する不調はアロマがお得意だと思っています。
また、痛みや不眠などもアロマはいいでしょう。
この辺りは医療は対症的なアプローチだと思います。
今でこそ、すみわけができるのでお薬で治ったという方もアロマや自然療法でやっていきたい方も全て受け入れることができますが、10年の軌跡の中ではその受け入れもままならない時期もありました。
アロマや自然療法だけで解決できるわけでなく、医療だけで解決できるわけでもないことを知るとどちらもあっていいと思うのです。
そして最近はもっと複雑な考え方も視野に入ってきています。
見えない世界を語るなら学ぼう!!
10年の軌跡の中で私はいつも学び続けていました。
それは知識を得ていくだけでなく、実践としても学んでいました。
学びは机上でのことばかりではなく、お客様に教えていただくことや生徒さんからもたくさん学びました。
そして机上では難しい内容もやっています。
本日も免疫のお勉強をしてまいりました。
自然リンパ球などという内容は私が薬学生だった頃はなかったです。
それが今では免疫の概念の中心にあるのです。
科学や知識は経験をもとになぜそうなるのか?を解明していくためにあるといわれています。
例えばカウンセリングで処方したブレンドがお客様にヒットしたら、なぜそれが良かったのか?はよく考えています。そこでピースが合えばなるほど!と自信になっていくのです。
そうすると、感覚としてやっていたことがきっとこうした背景でできたのだというようにつながってくるのです。
見えない世界を扱うなら、現時点で分かっている知識を知ること。
そのうえで人に接するのが、大切な人に精油を使っていくために必要なのではないかな?と思うようになったのです。
アロマの世界は人の心を動かしていきます。
だからこそこれからの時代に広がっていってくれるといいと思う世界なのです。
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