冬の香りブラックスプルース
2017年最後のブログです。
最後のお客様は5年以上のお付き合いのお客様。
いろいろなことを学ばせていただきながらのカウンセリングでした。
長引く不調の本当の原因は器質的なことにはなく、大方生き方や心にあると思ってやってきているアロマカウンセリングです。
とはいえ、心に何かあるといわれても。
何言ってるんだろう?ということも確かです。
心の何かなんてわからない!
そんなこと知りたくない!
そのためにアロマの香りがあるのだと思った1年でした。
嗅覚の刺激は無意識に働きかけ、いつの間にかその方のためになるように仕組まれています。
香りを好まれない方の多くは心に鍵がかかっていると思うこともしばしば・・・。
合成の香りの中で生きると、自然の香りが受け付けられないことも。
そんな中でも、少しずつ心の鍵を開くことを手伝ってくれるのが「アロマの世界」
2017年仕事納めの香りはブラックスプルースです。
マツ科の香りはカナダの香り
ブラックスプルース(Picea mariana)
学名Piceaはマツ科トウヒ属の総称。
英語でスプルースというそうです。
クロトウヒといわれ、カナダ、アラスカ、米国北部に分布する種類の植物の香り。
カナダで在住経験がある方は暖炉にくべる木の香りだとおっしゃる方もいらっしゃるくらい。
カナダでは日常にある香りのようです。
寒冷湿地帯の香りとしての役割
寒い地域に生息するために、体の免疫が下がってしまったときにあらわれる症状に使える香りです。
一般的にコーチゾン様や抗炎症などが挙げられていますが。
体や精神的な強壮作用もあるので冬には使いたい精油の一つです。
副腎から分泌されるステロイドホルモンがストレスのかかりすぎで出すぎてしまい、副腎疲労を起こしているときに使いたい精油で冷えた体や神経の衰弱にも使える精油。
漢方医学的には「腎」の精油としてご紹介します。
冬は腎を補うことをしてほしいので、ブラックスプルースの香りは冬の香りになります。
やる気を引き出す香り
腎を補う、精神的肉体的強壮が見込まれる精油であるので「やる気」を出したいときに使える香りです。
年末年始。
忙しいお母さんたちには使える香りです。
私も今これが必要な感じですが(笑)
香りがとてもいいと感じたならそれは「やる気」になりたいのか副腎疲労を起こしているのかどちらかです。
人はやらなければいけないことがあるときはやり切りたいもの。
そんな時に使えるブレンドをご紹介して2017年最後のブログにさせていただきます♬
- ブラックスプルース
- レモン
- バジル
- シナモンカッシアまたはオレガノ
3~5%の希釈で背骨のあたりや腰に塗布します。
使いすぎると免疫が上がらなくなるのでご注意くださいね。
ご自身の免疫力はご自身の体がしっかり作ってくれます。
※2018年は1月2日よりご予約承ります。
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