fbpx
  • アロマ日和
  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

心筋に働きかける精油たち(高血圧のためのアロマ)

先日のアロマカウンセリング。

心臓の問題を訴えられます。

血液は心臓の筋肉が動くことで体中をめぐります。
そしてその動きに関与しているのが心筋。

もちろん、不整脈や心電図などで心筋に異常が出たときは医療の持ち分になりますが。
薬と共に使えたり、予防として使っていく香りを一緒に使うことは決してマイナスにはなりません。

では、心筋の働きを正常にしていくのに使えそうなアロマはどんなものがあるのでしょうか?

心臓の動きは電気信号で支配される

心臓は心筋細胞で成り立ちます。
この細胞は電気の刺激電動により興奮を起こし弛緩収縮を繰り返しています。

この弛緩収縮が繰り返されることで心臓全体がポンプの役割を持ち、全身に血液を送ることができるのです。

さて、こうした電気信号を送る細胞が他にもあります。

それが神経線維。
神経線維も、一定の電気信号を繊維内で流し神経興奮を起こさせるのですが、心筋の繊維は特殊で同じ心臓のなかでも電機の伝達速度を変えていくことで心房から心室へと電気が伝わるようになっていて、こうした時間差の伝導により心臓は血液を送り出すことができるのです。

心筋は自律神経によって支配されている

こうした筋肉の電気伝導は、さまざまなネットワークが関与しています。

主に自律神経により調節されていて、心臓交感神経と心臓副交感神経の拮抗により調節されます。
そしてこれらは延髄にある心臓血管中枢により支配されています。

そしてもう一つ。
心臓交感神経の緊張は、交感神経ー副腎系を発動させるので、副腎髄質からカテコールアミンを分泌させ血圧を上昇させます。

このカテコールアミン。
血圧上昇のメカニズムに血管抵抗性を高めたり(血管収縮による)、心拍の増加を起こすなどのほかに。
腎臓に働き、レニンなどの昇圧ホルモンの分泌促進にも働きます。

こうしたことから、体液性の調節も自律神経系の影響があることもわかってきます。

心臓や血圧に関係するケア

このような体の様子から。

アロマは何が選べるか?と考えると。
多方面からのアプローチが有効になります。

・自律神経調整
・交感神経神経鎮静
・副交感神経強壮
・抗アドレナリン
・血圧降下

など。

バジル、イランイラン、マジョラム、ラベンダーアングスティフォリア
プチグレン、マンダリン、ゼラニウム、ユーカリレモンなど。

多くの精油が高血圧や心筋に働くことが考えられます。

また。

心臓は漢方医学的に「心」に属する作用も持ちます。
心は考えすぎやストレスにも関与してきます。

頭でいろいろ考えるのか
心で考えるのか。

感情をどのように処理しているか。
解放はできているか。

そんなことも見ながらのケアブレンドも考えてみるといいでしょう。

 

*****************
【心筋の働きをいたわる・感情からのブレンド】
ローズ 1滴
サンダルウッド 2滴
レモン 3滴
キャリアオイル 10ml

腹部と胸部と首の後ろに塗布。

そして内観といったところでしょうか?

 

アロマを手仕事に♬
アロママスターブレンダー検定

 

アロマを本格的に始める。
ナードジャパンアロマアドバイザーレッスン

 

 

こちらの記事も読まれています

この記事へのコメント

ViewCafeをフォローして
最新情報をチェックしよう!

こちらの記事もおすすめ