反抗期の子供たちに効果てきめん!薬剤師がお伝えする思春期のためのアロマブレンド
ご無沙汰です!
お正月明けからあっという間に2月に入ろうとしていますね。
そして節分、立春へと春の匂いを感じつつある最近です。
我が家では成人式を迎えた娘がいますが、彼女が思春期の頃にアロマをたくさん使ってきた。
そして今思春期真っただ中にいる息子に使っているアロマブレンドたち。
香りの嗅覚作用と、親の愛によるタッチングの効果はてきめんで。
おかげさまで子供たちともとても良好な関係を築いています。
本日はそんな思春期の子供たちに使えるアロマブレンドについて。
漢方医学的な視点も関連させて書いてみようと思います。
反抗期ってなぜあるの??
反抗期なんてない方がいいに決まってる!!
反抗期のお子さんをお持ちの親御さんの多くはそう思うのではないでしょうか?
「うぜぇ」「めんどくさい」「やる気しない」という言葉だけならまだしも。
壁に穴が・・・
蹴りが・・・
お金が・・・
なんて話も多く聞くのですが(実際に我が家でも・・・)
これらは子供が大人になるために必要な過程で、自然哲学的にも必要なことだと思われるのです。
人を自然にあるものに例えて考えてみましょう。
「木」は、種から芽が出て木になるまでに多量のエネルギーを作って育ちます。
すくすくとのびやかに育つためには十分なお日様と水が必要になります。
土の中の栄養分も吸収して光合成で作られるのが主にグルコース(C₆H₁₂O₆)で、それらをエネルギーとして様々な成分を作り出しています。
特にアロマで使う精油はこのグルコースから作られます。
こうして成長していく中で、阻止されるものがあると木は曲がって育ちます。
この状態がいわゆる「反抗期」ということになります。
漢方医学的には肝の疏泄が心の思考などにより抑えつけられるという考え方もします。
そしてこのような時期は成長の過程において必要なものであり、反抗期が来たら実は喜ばしいことだったりするのです。
アロマブレンドでのケアはなぜいいの?
反抗期の子供に必要な親の役目は「ただ見守ること」。
もちろん危険なことをしていたり、人様に迷惑をかけていたり、社会的にどうなの?ということについては厳しく叱る必要があります。
でも子供たちは、腎の気がどんどん成長して社会的な何かに押さえつけられてしまうので、実はとても窮屈に感じているのです。
行き場のないイライラや怒りがわいてくるのですが、これこそ生きる力のもと。
これを出す場所がなくてしんどいので反抗するのです。
だけど、絶対。
お母さんのことは大好きでそのぶつけどころがないエネルギーを理解してほしいと思っているのです。
この時に親に必要なのが「自信」。
子どもに対して100%の愛情があれば反抗期に子供がぐれても強くいられるのです。
そしてこの自信を持つためのツールにアロマブレンドがあります。
アロマでハンドトリートメントが最高の薬。
香りが言葉の代わりになってくれて、スキンシップを介して子供も安心感が生まれます。
手を触れることでその子がどんな状態か、それは母親の直感でわかります。
そんな時に使いたい精油は
- ラベンダーアングスティフォリア
- カモマイルローマン
- ベルガモット
- オレンジスィート
- ネロリ
あたりでしょうか?
肝の疏泄を良くしてあげることが可能になります。
そんなにいろいろ持っていないという方は。
単純にラベンダー・オレンジのブレンドだけでも大丈夫です。
香りによるコミュニケーションは反抗期における最大の愛情であり薬になります♬
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