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香りとは何だろう?~香りを解析してみる~

ご無沙汰です。

この春は自身の新たなスタート地点でもあるのでしょう。
年末前くらいから大きな波に乗っているような飲み込まれているような感覚の毎日でした。

そんな中でも新たな学びを始めてしまったのでただただ目の前にあることをこなすことで精一杯でした。
それでも不思議とこなせてこれたのは、ボディケアと香りのおかげだと思っています。

先週。
学びの最終試験が行われ、無事なんとか合格をいただくことができました。

HolosophyⓇという施術を学び、ここでは身体の構造だけではなく人間とは?
ということまで自分の中で答えを見つけていく過程がありました。

かつて人に触れることが怖くて苦手だと思っていましたが。
実際に触れてみるとやはり人はとても繊細で、かつ、完全にできていることを知ることができました。

なので【合格=万歳!】ではなく。
合格だからこそ責任がのしかかる・・・そんな気持ちです。

これからはアロマと並行してこちらの学びも深めていくことになりそうです。

そんな学びの中で精油について気付いたことがあります。

本日はそんなお話を少し書いてみましょう。

有機化合物である精油の作用は本当か?

ご存知の通り、アロマで使う精油は有機化合物です。
炭素を基本骨格に持ち、水素や酸素などを含みます。

アロマの学びの中でここは外せないのですが。
ここから精油の作用を導き出すには、経験値が大きくなってきます。

そもそも、医薬品も。
作用が分かっているような、でも実はそれすらも考察の中でしか確認できず。
実際の薬理はなかなか解明されていないのだと思います。

だから個々で効き方が違い、副作用も出る人と出ない人がいます。

こうしたことを含めると
精油の作用は経験値の中で見られるものだったりすることが多い世界です。

そう考えると、「〇〇作用」という言葉だけに踊らされてしまうと本来植物由来の精油の力は発揮されないと思います。

よくアロマの協会や書籍により精油の作用が違って書かれているのは、こうしたことも含めてなのかもしれないと思うのです。

 

精油の安全性も同じこと

実は最近ブログが書けなくなっていた理由の一つに
精油について安全性を重視することばかりの情報が目についたことがあります。

確かに精油は派手に使うと危険性が上がります。

そもそも何百キロという植物を濃縮して得られるものなので、危険なものであることには間違いがないです。

ある方にお聞きすると、セミナーに行くと使い方をどこまで広げていいのか考えてしまう・・という声もありました。
つまり安全な使い方を重視するばかりに、本来の時に大胆な使い方ができなくなっているのだと思いました。

わたしにとって精油は「危険なもの」ではなく「優しいもの」という感覚があります。
それは使っていくとよくわかるのです。

そして多分、使い手によってこういう安全性も高まるのではないのかな?と思うことも多々あります。

 

精油は植物由来の有機化合物でありエネルギーでもあります。
怖いのはどちらか?を考えると。
対応するものによって安全性も変わります。

だからこそ使い手の状態が大切になるということでもあるのです。

香りの本質

香りは植物が自分たちのために作り出すものです。
決して人のためになろうという感覚では作っていません。

それこそが香りの本質。

そこにある土壌や気候、周りの植物や呼び寄せたい昆虫など。
自分たちが必要なものとして作り出しているのです。

それを使う側もそれと同じスタンスである必要があります。

それは香りを使うことで自分の軸を持っていくこと。

だからアロマを伝えるなら香りを使わないといけないのです。
使いこなしたいならいろいろな香りと仲良くならないとだめなんです。

どんなに机上で理論を並べても、実際に使いながらそれを見ていかないと香りの本質はわからないと思います。

そしてそこには、必ず優しさも必要だと思うのです。

 

 

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