〔UGO BOSS の 視点 Vol.10〕2018 FIFA ワールドカップ ロシア/やっぱり本田圭佑が好きだなぁ
4年に一度、にわかサッカーファンになる、僕です・・・汗
この投稿の頃、まだ大会はベスト4が出揃って日程は残していますが、にわかファンの僕は日本が敗退した時点で今大会は終了しました。
本当にどの試合も感動的でした。
ありがとうございました。
やっぱり本田圭佑が好きだなぁ
本田圭佑は第二戦、セネガル戦でゴールを決めて、3大会連続得点の偉業を成し遂げました。
僕は偉業だと思うんです。
本田は
・第1戦、コロンビア戦:20分間
・第2戦、セネガル戦:18分間
・第3戦、ポーランド戦:0分間
・第4戦、ベルギー戦:9分間
という出場時間でした。
この47分間で、
・パス成功率:78.4%(29/37)
・シュート成功率:33%(1/3)
・1アシスト1ゴール
という個人成績でした。
(参考リンク)
特別に高い数字じゃないかもしれないが、少ないチャンスをモノにする集中力は素晴らしいと思う。
遭遇戦に強いのが、真の強さ
話しは大きく変わるが、時代劇・戦国時代のドラマや映画で目にする「いくさ」のシーン。
両軍が陣を張り、軍師の戦略のもと、様々な陣形での戦いが行われていますよね。
しかし、無線トランシーバーや携帯電話なんかなく、旗を振ったり、ノロシを焚いたりするような通信手段で、あんなに見事に陣形を作って戦いができたでしょうか?
僕は、昔のいくさなんて、やっぱり草原や山林を息を潜めて歩きながら、ばったり出会った瞬間に勝負が結するような「遭遇戦」がほとんどだったんじゃないか?と思うんです。
要するに、偶然目の前に敵兵だと思える相手と出くわし、家紋や旗印を確認し、刀や槍をいち早く振り下ろした方が勝つ!そんな戦いが繰り広げられていたと想像します。
サッカーの試合でも同じ。
確かに、見事に計算されたかのようなセットプレーも目にしますが、素人の僕からすると、ほとんどのゴールシーンは、偶然ばったり目の前に来たボールを、瞬時の判断でゴールする。遭遇戦の強さこそが、いいプレーヤーのような気がします。
日頃の鍛錬と創造が、遭遇戦の決定力を生む
では、運のいいプレーヤーや武将だけが、ゴールを決めたり、手柄をあげているのでしょうか?
やっぱり違います。
大事なポイントは、ばったり出会ったチャンスを、確実に掴む「決定力」だと思うんです。
どんなにプロセス(過程や途中経過)が上手くても、決定力のない人っています。
なにが違うのか?
それは、日頃の過ごし方だと思います。
決定力はないけど、プロセスの上手い方も、努力はしています。
だけど、決定力のある人は、常に実践・本番のように努力している。
本番のつもりで鍛錬し
練習のように試合する
たったこれだけのような気がします。
目先のプレーの上手さも大切ですが、そのプレーの意味や目的を一瞬でも忘れて練習した人は、やっぱり本番で弱い。
宮本武蔵・五輪書より「有構無構」
有構無構とは、簡単に言えば「構えなんて、有って無いようなモノだ」という意味。
なにをどう考えようが、とにかく「相手を切り倒す」というのが、宮本武蔵の基本姿勢。
太刀の構える位置なんて、相手の出方、戦場の地形、戦況の変化などによって、変わって当然である。
そんなことよりも、大事なことは、絶対に「相手を斬り倒す」という強い意志だと言っています。
「居つくな」
決して、一つのことに執着するな。
大事なことは、勝つことである。
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