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知っておきたいカーテン取り付け失敗事例集!

空間を彩ってくれて、日光や視線も遮ってくれるカーテン。お部屋には必須ですが、カーテンを選ぶ、あるいは取り付ける際には注意が必要です。
間違ったものを選んでしまったり、取り付け方法にミスがあるとお金が無駄になってしまったり、大切なお部屋を傷つける危険性もあります。

今回はよくあるカーテンの失敗事例と対策方法を見ていきましょう。

●カーテンの失敗事例〜取り付け編〜

まずは物理的な失敗事例から見ていきましょう。

・カーテンと窓のサイズが合わない

一番ありがちな失敗と言えます。窓枠に対してカーテンが大きすぎる、あるいは小さすぎるというトラブルです。カーテンの幅が大きすぎるとカーテンに余裕が出過ぎてみっともない印象になりますし、丈が長すぎると床と擦れてしまって開け閉めがしづらくなったり、汚れたりする原因となります。

逆にカーテンのサイズが窓枠より小さいとカーテンが閉まりきらない、あるいは隙間ができてしまってそこから日光が差し込んだり、外から丸見えになってしまったりします。
基本的なことですが、事前に窓枠の大きさをしっかりと測ってカーテンを選びましょう。

・カーテンレールの取り付けを間違える

カーテンレールの取り付け位置を間違えてしまうというのもよくありがちな失敗です。一度カーテンレールを取り付けてみたものの、実際に開け閉めすると開け閉めがしににくかったというケースが多いです。カーテンレールを設置する際にはネジを打ち込むため壁に穴を開ける必要があるものも多いですが、一度失敗してしまうと無駄に穴を開けてしまうことになり、大切な住まいを傷つけることになります。

まずはカーテンを取り付ける前に、その場所にカーテンレールを設置して開け閉めに支障がないかシミュレーションしてみましょう。

また、カーテンレールを取り付けた際に床に対して平行になっておらず、斜めになってしまったということもよくあります。

・カーテンの重さに耐えられずカーテンレールが破損してしまった

カーテンの生地は意外と重いもの。特に遮光性や遮音性が強いカーテンは生地が何重にもなっていて重くなる傾向があります。カーテンの重さがカーテンレールの耐荷重を上回ってカーテンレールが破損してしまうというトラブルも多いです。
事前にカーテンレールがどれくらいの重さまで耐えられるか把握して、それに合わせたカーテンを選ぶ、もしくは取り付けたいカーテンの重さに合わせてカーテンレールを設置するようにしましょう。

 

●カーテンの失敗事例〜機能・デザイン編〜

続いてカーテンの遮光性や防音性といった機能面や、デザイン面での失敗事例を見てみましょう。

・カーテンの性能が想定したものよりも低かった

カーテンを選んだ後に、カーテンに光が透けて眠れないということもよくあります。光を通したくないということであれば「2級遮光」「1級遮光」といった等級が定められているものを選びましょう。こうした等級は社団法人日本インテリアファブリックス協会が定めていて、2級遮光は光を99.80%以上99.9%未満遮る性能が、1級遮光は99.99%以上光を遮る性能があると定められています。
また、騒音が気になる場合は防音機能があるカーテンがおすすめです。

・思っていたデザインと違っていた

これはネット通販でよくあるトラブルです。ネットの写真でみて購入してみたものの、実物が届いたら微妙に色合いなどが違うということが多いです。明るさなどで色の見え方が違うので、どうしてもネットの写真だけでは元の色は確認しにくく、さらにパソコンやスマホのモニターの設定でも見え方が異なるので、こうしたトラブルも起きがちです。

ショップによっては生地の無料サンプルを送ってくれるところもあるので、できればカーテンを注文する前に事前に確認しておきましょう。

・部屋にマッチしない

イメージ通りのものを購入しても、いざ部屋にカーテンを設置してみると部屋のイメージとデザインがマッチしないということもあります。カーテンのデザインだけでなく、ご自分の部屋がどのような雰囲気なのかも考慮して選ぶようにしましょう。

ネットショップではリビングや書斎など、部屋のタイプによってカーテンを紹介しているところや、実際に取り付けたイメージ写真を掲載しているところも多いので、参考にしてみてください。

●カーテンは慎重に選ぼう

カーテンは適当に選ぶ・取り付けると後から後悔することも少なくありません。まずはご自分の部屋の窓枠のサイズをきっちりと測ってから、それに合うサイズのカーテンを選びましょう。窓によっては既製品で見つからないケースもありますので、1cm単位で注文できるオーダーカーテンがおすすめです。

カーテンを選ぶ際には部屋にマッチするか、色味は良いかというデザイン面はもちろん、遮光性や防音性といったスペックも隅々までチェックして注文しましょう。

お部屋にぴったりなカーテンを選べば素晴らしいインテリアになり、光や騒音などを遮って快適な空間を作り出してくれることでしょう。そのためにも、慎重にカーテンを選びたいものです。

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