子どもが「自分でやる」と言って失敗したら
子どもがお茶や牛乳を飲むとき、「自分でやる」と言うときがありますよね。
ピッチャーやペットボトルの麦茶、1Lパックの牛乳を、コップへ注ごうとします。
「自分でやる!」と言ってやったのに、こぼしてしまうとき、ありますよね。
そうでなくても忙しい朝にシゴトが増えると、
「何やってんの」
「できるって言ったでしょ」
「自分で拭きなさい(こぼれた牛乳を)」
「だから、ママがやるって言ったでしょ」
「できるって言ったでしょ」
「自分で拭きなさい(こぼれた牛乳を)」
「だから、ママがやるって言ったでしょ」
と、つい口から出てしまいます。
子どもはわざとやってるワケではないので、
「こぼれちゃったね」
くらいにしといて、こぼれた牛乳をサッと拭いてあげればいいんじゃないかなー。
すぐ横にあったトーストに牛乳がかかって
「自分でこぼしたんだから、食べなさいよ」
となれば、キズにシオじょうたいです。ハッキリいって。
失敗を責めても、「失敗は成功のモト」やタネにはなりません。
難しいことや始めてのことは大人だって不安だし、失敗を責められるかもしれないと思うと、チャレンジしようとは思えないですよね。
いつコケても、支えてもらえる安心感が土台にあってこそ、難しことにもチャレンジができます。
例えば会社でも、部下のミスを「何やってるんだ!」と責めたり、「どうしてくれるんだ!」と自分の立場を守ったりする上司。
一方で、「よしわかった!」と寛容な上司。
部下としては、どちらが能力を発揮できて良い仕事ができるでしょう?
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