何よりも、我が子のことば
子育てをしていると、親はなぜか子どもを「甘やかしたくない」って思いますね。
こちらの記事のように、子どもの言うことぜんぶ聞いていて本当に大丈夫?と不安になります。
以前は、私は子どものいうことなんて聞かなくていい、と思ってました。だって、聞いてたらキリがないし、甘やかしたらダメだし、という考えでした。それよりも、しつけが大切よ、と。
それで、コミュニケーションのいろんなことを学んでいくうちに、子どもが本当に言いたいことは何か、私が本当はどう感じているのか、に向き合うようになりました。
気が付いたことは、結局、私は、
「甘やかしてなくて、ちゃんと子育てしている母親」と見られたかっただけなんです。
そこにあるのは、子どもの成長に大切なことではなくて、私にとって大切な、他人の評価、だったんですね。(なんてジコチュウ!)
だから、学んだいまは、
私の親が「しつけがなってないんじゃない」と口出ししようと、
ママ友が「ちゃんとしつけといたほうが後が楽よ」とアドバイスくれても、
義親が「〇〇買ってあげる」と言ってくれても、
夫が「ちゃんと片付けさせろ」ときげんが悪くても、
兄弟に「甘いんじゃないの」と言われても、
誰に「親バカじゃないの」と思われても、
それはそれで聞いておいて、
本当に大切な、「目の前の子どもが、今してほしいこと」、を聞いてあげるようにしています。
それが、子どもの心の成長や自立に一番だと、今は確信できるから。
それが、私が子どもにしてやれることだから。
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