私が返信をする前に、続けて彼から着信
「…はい。」
「どうしたの？？」
うまく言えるか、私…
「別れたい」って言わなくちゃ…
「最近さー…色々考えていたんだけど…
もう先が厳しいんじゃないかなと思って…
もう全然会ってないしさ。」
「急にどうしたの？
んー…そうだね。
メールはしてるけど、なかなか会えなかったよね。次、いつ会う？？
◯◯(彼の住んでいる場所)においでよ。」
一応、次お泊りの約束になってるからね。
…いや…
そーゆー事じゃなくて…
「…でね、考えたんだけど…
別れた方がいいんじゃないかと思って。」
言えた！！！
ここは正直かなり心臓バクバクで
「別れた方がいいんじゃないか」と言ったのか
「別れたいと思って」と言ったのかぶっちゃけ覚えていません
５秒。いや、３秒程の沈黙の後、
彼が話始めました。
「嫌だ。」
!!!Σ(ﾟДﾟﾉ)ﾉ
「りおなに、そんな想いをさせてしまってごめん。」
…え、！！
あなたが、謝らないで！！！
「俺、もっと時間作るようにするから！！
もっとメールも送るし、会いに来るから！！
ごめんね。」
そーゆー事、
言わないでよー…
距離の問題じゃないの…
会えなくて拗ねている訳じゃないの…
寂しいとかそーゆー事じゃないんだ…
もっと最強にひねくれた最低な彼女なんだよ。まじで。
そして、彼、続けざまに、
「あーーもう！！」と言い、
驚くべき言葉を発しました。
「本当は、決まってから驚かせたかった。
今、言いたくなかった。
でも、もう言う。
俺、来期、異動になるかもしれない。関西に。」
は？？？？
え？？えぇ！？嘘でしょ？？
「え、なんで？」
」「昇進するんだ、多分。」
彼ね、プライベートのベクトルはよく分からないけれど、仕事は本当によく出来るの！！
同期の中でも常に先頭を走っている。
真面目だし、要領もいいしね、頭もいいのよ。
だけど、一番の彼の武器は「先輩、特に上司に気に入られる可愛さ」。
能力以上に評価をしてもらいやすい愛嬌？可愛げ？？忠誠心？？付き合いの良さ？
なんかそんなものがあるんです。
「まじで！？昇進、早すぎない！？
昇進、早すぎない！？したばっかりやん！！！」
」「階級上がるみたいだよ。実はね、人事部長とゴルフに行った時、直接聞いた。笑」
そう！
定評の可愛さで、人事部長とも仲良し
彼が…関西！？
遠距離が近距離になっちゃう！？
これは…もう今こそ…
本当に本当に綺麗に清算しなければ… ！！！
「関西は確定？どこの拠点になるの？
どこの拠点になるの？ポジションは？？？」
」普通は「やったーー！！嬉しい！これからいっぱい会えるじゃん！」とかいう返答になるよね？
うん、普通はそうだよね？
彼も、きっと、そういう返しを期待していたんだと思う。
だからサプライズ発表したかったのだろう。
栄転するかもって言っている彼氏に向かって、明らかに言葉の語尾に「」←この感じが出ている本当におかしな彼女な訳だけど。
」←この感じが出ている本当におかしな彼女な訳だけど。そんな彼女に、彼から更に驚きのお言葉が来ました。
→続く。
この記事へのコメント