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ブランドスイッチするかな?

昨日(7月14日)、バーバリーブランドの製造・販売のライセンスを失った三陽商会が、後継ブランドの「マッキントッシュ ロンドン」の一号店を横浜にオープンした。今後2ヶ月で263店をオープンする予定だそうです。

僕にとってバーバリーは、思い出深いブランドでもある。
盲目だったが、おしゃれだった祖父が愛用していたブランドだ。

大人になってはじめてコートを買う時、何を買っていいのか全くわからず、とりあえずバーバリーのコートを買った。バーバリーを買えば間違いないだろうと思ったからだ。(はじめて着た日に、上司から生意気だと怒られたが・・・)

もしかすると、既存顧客よりも、新しい市場を創造できることに期待感を持って投資するのかもしれないが、今まで「バーバリー」というブランドで買っていたユーザーが、ある日突然、マッキントッシュ ロンドンにブランドスイッチするか?と言えば、難しいでしょうね。

店舗のスタッフ達が、今まで何を売っていたか?が、問われると思う。
提案力も問われるだろう。

バーバリー側は、グローバル化の中で高級ブランドとして統一をするために、普及版のレーベルで展開していた三陽商会との契約を更新しなかったと言ってはいるが、当面、直営店だけでバーバリーを展開できるという皮算用があってのことだろう。

9月までの店舗入れ替えを順調に進むことが大切でしょうね。

ちなみに、既存顧客のブランドスイッチを促すには、お客様側のスイッチングコストを十分に考慮した提案が大切だ。

スイッチングコストとは?
ユーザーが新しいブランドに切替える際にかかるコスト(負担)。
例えば、パソコンなどで言えば、WindowsからMacに変えたりすると、周辺機器なども買い替えが必要になるなどの金銭的な負担がかかる。しかし金銭的な負担だけでなく、欲しいものを探す手間、使い勝手や手入れ方法を覚える手間などの負担も含まれる。

スイッチングコストをどうやって低くしてくるのか?新しい店舗に足を運んで見てみようと思います。

いずれにしても、頑張ってほしい。

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