早起きは3文の得
前回、初めてLCCを体験したのですが、帰路が二度目ってことになります。
実はちょっとした事件がありました。それは機内に持ち込む手荷物についてです。
他の会社は知りませんが、僕が乗ったジェットスターは、持ち込める手荷物の数は1人2個までなんですが、手荷物検査のゲートをくぐって、搭乗口にいる一人のおばあさんは、旅行バッグと手土産の紙袋2つの計3つの手荷物を持っていました。
搭乗時刻の数分前になると、スタッフの方が「手荷物は2つまでです、2つにまとめて下さいね」と、おばあさんに声をかけました。おばあさんは、困り果てています。
旅行バッグは既にパンパンだし、お土産の袋はどうやってもひとつにまとまりません。
アナウンスがあって、後部座席の方から順に搭乗が始まりました。が、おばあさんの荷物は解決していません。僕は前方だったので、まだ座っていましたが、おばあさんはどうやら後方らしく、焦っていました。
焦ったおばあさんは、ダメ元だ!と覚悟を決めたらしく、3つの手荷物を持って搭乗口に向かいました。ちょうど、前方の僕らの案内も始まったので、僕もおばあさんの5人位後ろに並びました。
やっぱりおばあさんは、搭乗口でスタッフに呼び止められました。必死にお願いしてましたが、許されるハズはありません。
そこで僕は、おばあさんに提案しました。「おばあさん、僕がひとつ持ってあげるよ」って。そしたらおばあさん、ニコッと微笑んで、嬉しそうに「じゃあこれ、お願いします」って言ったと思うと、お土産の紙袋を2つ持って、歩き出しました。一番大きな旅行バッグを僕に残して・・・汗
すると、今度はスタッフの方が僕に「手荷物の重量は7キロまでです。念のために確認をお願いします」って・・・。
おばあさんの背中は、もう遠い。
(^^;;
なんとか、7キロ未満だったので良かったんですが、もしオーバーしてたら、どっちか1つを有料で預けなきゃいけなかったワケです。
せっかく格安で航空券を購入しても、別料金が発生したら、面白くありません。手荷物の制限について、よく確認して利用しましょう!
事件の話しが長くなりましたが、ここからが本題です。
LCCは格安で提供するために、運行の効率を上げる点でとんでもなく工夫と努力がされています。だから、少しでも座席数を確保しているため、座席の前後間隔が狭いのが事実です。
ところが僕は、行きも帰りも、ゆったりとしたシートで快適に空の旅を楽しんで来ましたよ。
僕が利用したジェットスターの飛行機は、エアバス320型機でした。ジェットスターのウェブサイトには、座席図も公開されています。僕はある座席に狙いを定めました。
その座席は、万一のための非常口(ハッチ)のあるところの座席です。
その座席に座ると万一の際に、非常口を開ける手伝いをしなきゃいけないので、離陸前に説明を受け、操作マニュアルに目を通さなければなりません。ただ、それだけです。
さて、本題です。
では、その特等席を無料で確保する確率の高い方法について、お話しします。
もし手続きのときに「非常口の列にして下さい」って頼んだら、きっと笑顔で別料金を請求されちゃいます。笑
座席指定は別料金ですからね。
方法は簡単です。
できるだけ早く空港に行って手続きを済ませる。だけです。ちょっと早起きするだけで、ゆったりシートがゲットできる可能性が高いんです。(もし、有料で指定した人が沢山いたら諦めて下さいね)
僕はその方法で、往復ともに、非常口の列をゲットしましたよ。
ね、メッチャゆったりでしょ。
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