fbpx
  • 妊活セラピストの視点
  • 「妊活セラピストの視点」では、 玉のような元気な赤ちゃんを産める心と体作りについてをお伝えしていきます。

香りの妊活⑥ 無意識の自分と会話するように香りを選びとろう

こんにちはー。妊活セラピストの渡辺です。

前回はアロマセラピーのことと、

すぐにできる実践法のご紹介をしました。

好きな香りは見つかりましたか?

いろいろあるので迷ってしまいますよね。

今回は日本産精油のことと、精油の選びかたのお話です。

 

日本で生まれた精油たち

アロマセラピーはイギリスやフランスで発展していきました。

そういうわけで使用される精油の原料植物のほとんどが外国産精油です。

歴史がある分臨床データもあり、一般的に使われているのはこれらの精油です。

私もアロマセラピーを学んでしばらくは外国産精油を使っていました。

 

でも食のことを学んでいくうちに、「身土不二」という言葉を知りました。

体と土地は切り離すことができない、

つまり土地のものが体には一番よいということです。

そう考えると遠い国のカタカナ植物よりも、

日本人である私たちには同じ日本で生まれ育っている日本の植物が

体質的にも感覚的にも合うのではないかと思うようになったのです。

調べてみると日本でも精油を作っているメーカーがいくつかありました。

北海道の北見岐阜県の高山三重県の大台

高知県の四万十鹿児島県の屋久島沖縄の今帰仁、など

それぞれの地域で採集しやすい原料植物で精油作りをしています。

精油を抽出するためには大量の原料植物が必要なのですが、

日本は国土面積の7割が山地、木材は豊富です。

また、柑橘類もいろんな種類のものが作られています。

そういう理由で木や柑橘類から抽出された精油は種類が豊富です。

ゆずやレモン・だいだい・ポンカン・タンカンなどの柑橘類は

くだものとして馴染みがある香りでほっとします。

そしてヒノキ・スギ・ヒメコマツ・アスナロ・モミ・クロモジなどの木の香りは

まるで森林浴しているかのように清々しく、心落ち着きます。

アロマセラピーがいいと聞いてもどうも香りが苦手なんだという方にも

日本の香りは気に入っていただけることが多かったです。

ぜひ日本産精油にも関心を持っていただきたいなと思います。

 

 

香りの感じ方は変わる。自分の感覚を信じよう。

香りの感じ方は変化するので、今日好きな香りと

1週間後にいいと感じる香りは違うこともあります。

これは、体調や気分、ホルモンバランスなどが影響するためです。

精神的に不安定な時や強いストレスがあるときには

強めの香りや甘い花の香りなどが好まれ、

精神状態が安定しストレスがなくなってくると

香りはよりほのかで優しいもので満足できるように感じます。

よりニュートラルな状態だと体や気分が香りを欲しなくなることも。

これはこれで体にとっていいバランスということなので、

無理に使わず体の声に従いましょう。

以前にお話したように、

嗅覚は脳の本能的な感覚を司るところと密接に繋がっています。

頭で考えずにいいなと思える香りを選んでいくことは、

無意識の自分と会話をするようなものです。

感覚と理論・データを比較すると、客観的に示せる後者が信用されがちですが、

私は感覚で得られる情報も大変価値があると思っています。

ただ、その感覚そのものが鈍ってしまっているのが現代人。

そこを再び鋭敏にしていくために取り入れやすいものが、自然な香りだと思います。

気負わず取り入れやすい方法で、ぜひ香りに親しんでみてくださいね。

 

 

 

Copyright © 2018 妊活セラピストの視点|ninkatsu.view All Rights Reserved.

特集:香りの妊活

こちらの記事も読まれています

この記事へのコメント

ViewCafeをフォローして
最新情報をチェックしよう!

こちらの記事もおすすめ