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  • 「妊活セラピストの視点」では、 玉のような元気な赤ちゃんを産める心と体作りについてをお伝えしていきます。

女性を生きる妊活② 子どもを望まない選択

こんにちは。妊活セラピストの渡辺です。

玉のようなあかちゃんを産むための妊活のブログなのですが

今回はあえて「子どもを望まない」選択のお話をします。

「子どもを産むかどうか」という人生でも大きなテーマに向かい合っていく妊活は、

赤ちゃんを産まない選択をする人にも必要な時間だと思うからです。

 

産まない選択は悪いことではない

女性には子どもを産む機能が備わっているので、

生物的には命を産む性ということになります。

それは素晴らしい機能ではありますが、

極端な話、自ら望んで女性に生まれてきたわけではないのに

その機能を持っているというだけで

子どもをどうするのかという悩みを持たされてしまいます。

 

私も悩んだことがあります。

昔、友達に「女だから、やっぱりいつかは子ども産みたいよね」

と言われた言葉が何年もつきまといました。

今思えば、それはその人の考えであって、自分は自分でいいはず。

でも、「そうだよなあ」って呪縛に囚われました。

女なのに、産まないというのはさみしいことなのか?

周りに残念がられることなのか?

仕事が楽しく、気持ちも満たされているはずなのに、

そのせいでなにか答えを迫られるような焦りを持たされてしまうのです。

選択肢があるものって悩まされるものですから、

よほど自分が確立している人でなければ悩むのは当然かもしれません。

でもそうやって、悶々と過ごす期間が長ければ長いほど、

ご本人もすっきりと過ごせないですし、

体にもダメージがきてしまいます。

 

女性性の否定が病気を生むこともある

体は心と直結しています。

「女だから…」という理由で自分を責めたり卑下したり嫌気がさしたり。

「女じゃなきゃよかったな」とさえ思ってしまう人もいるかもしれませんね。

そういう心の奥の声は、自分自身の体を攻撃してしまうことがあります。

体の気持ちになってみてください。

主であるあなたに、そのままの姿を認めてもらうことができない、責められている。

自らの女性性を否定し続けることは、

いつか女性であるところ(子宮・卵巣・乳房)などに病気を生む種になります。

病気って、自分の思考が生み出すということが十分考えられるんです。

今、婦人科系疾患がすごく多いですが、

女性が生きにくい世の中の反映なんじゃないかと思う私です。

 

産まない人生も素晴らしい

私が長年関わらせていただいているお客様たちは、

結婚されているけれどお子さんがいらっしゃらない方が半数以上です。

望んだけれど授からなかった方もいますが、

そこは踏み込んでお聞きしていないので、正直わからないところです。

でもみなさん、とてもすてきな方ばかりです。

ご夫婦仲もとてもよく、その絆は深く、

気持ちよく一生寄り添えるパートナーがいらっしゃって、羨ましいほど。

旅行を楽しまれたり、趣味を共有されたりしています。

仕事のパートナーとしてお互いが無くてはならない存在であったりもします。

子どもが生まれると子どもが一番になってしまう女性もいて、

旦那さんは稼いでくるだけの人と化しているご家庭もあるようなので

どっちが幸せかと言われても、

それは本当にそれぞれとしか言いようがありませんね。

 

産まない自分を受け入れるプロセスもまた妊活

 

子どもを産み育てることに憧れや夢があるという方。

子どもを望んでいるけれど、残念ながら叶わないという方。

でも、その子どもを望んでいるという気持ちも、

本当によく考えたら自分の望みではないこともあります。

女性はいろいろありますよね。

その気持ちに気づいて、手放していくことも妊活ではないでしょうか。

 

なぜ子どもが欲しいと思ったのかという原点を掘り下げていったときに、

それは必ずしも自分が子どもを産むということがなくても叶えられる場合もあります。

自分のお腹から産んだ子どもでなくとも、成長に関わることはできます。

実の親だけで人を育てているわけではありませんよね。

私自身も、親だけでなくいろんな大人に出会って、育ててもらって大人になったと思っています。

ある一人の子どもが大人になるまでの道のりで出会い導いてくれる大人、

その1人になっていくことはできるのではないでしょうか。

 

自分軸の人生を生きよう

 

 

愛する人がいて、その人の子どもを産みたいと思っているのに

それが叶わないと思うときの悲しみは大きいですね。

でもそうしてあなたが一人で背負い悲しむことは誰も望んでいないはず。

自分がそんなふうに悲しんでいる娘の母親だったら、

子どもはいいから、あなた自身の人生を幸せに生きて欲しいと願います。

親に申し訳ないと思っている優しいあなたには、もう心を悩ませないでほしいです。

誰かのために、ではなく、あなた自身の人生を生きる決心をしませんか。

手に入らないと思うと悲しくなってしまいますが、

その分うんと自由が手に入ると思ってください。

子どもがいなくても、おもいきり好きなことをして、女性の人生を楽しんでいきましょう!

 

 

 

 

 

 

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