お金と幸せは関係がある? 映画『億男』に見るお金との向き合い方
いきなり大金が手に入ったらどうしますか?
インターネットなどでは急に大金が入ってきた人のほとんどは不幸な結果になっているとも言われています。
お金についての向きあい方を教えてくれるのが映画『億男』です。
映画『億男』のあらすじ
公式サイト(http://okuotoko-movie.jp/)より抜粋すると
兄の借金のために家族とは離れて暮らして日々仕事に追われている一男。そんな一男が宝くじが当選し、一夜にして3億円もの大金が手に入る。しかしお金の上手な使い方がわからずにかつてのかつての親友を訪ねたが、親友にお金を持ち逃げされてしまう。
親友を探しながらいろいろな人に出会い、お金との向き合い方を考えていく作品です。
私はこちらの小説を読んだのですが、ここには様々なお金と向き合う人たちがいました。
お金があって高級なものをくれる故に、その人自身が好きなのか、その人がお金を持っているのかわからなくなった人。
あまりいうとネタばれになってしまいますので、詳しくは言えませんが、お金の本質を教えてくれようとする人。
いろいろなカタチで自分自身の「お金とは何か?」「幸せとは?」を考えさせてくれたので、映画も楽しみです。
個性豊かな俳優陣と素敵な監督、原作ゆえに期待大
マンガ原作の映画はたくさんありますが、その中でも『るろうに剣心』は映画になってもダントツでおもしろかったです。るろ剣の大友啓史監督が『億男』の監督でもありますので、それだけでも期待値はあがります。
さらに『君の名は』でプロデューサーをして、他にも有名作品多数のプロデューサーとして活躍している川村元気さんが書いた小説ということもあり、小説もかなり知名度があって、実際内容もおもしろかったです。
俳優さんたちもみんな個性豊かで実力のある俳優さんたちばかりですので、小説の中にあったシーンなど、どういう風に演じてくれるのかが楽しみで仕方がありません。
さらに小説では字でしか見ることのなかった景色が、どのような映像になっているかもとても楽しみです。
お金があるからといって幸せなわけではなく、全てが満たされるとも限りません。
だからと言ってお金がないとやりたいことが制限されることも。
お金は使い方によっては見方にも敵にもなってしまうものかもしれませんね。
少し自己啓発的な内容にもなっていますが、お金について考えさせてくれるよい作品だと思います。
映画『億男』は10月19日(金)公開です。
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