着物を着て座る時の骨盤
骨盤を立たせる…
こんなことをよく聞きますが
骨盤を立たせるってどういうこと?
こんばんは
頭蓋骨から健康美を伝える専門家
山口勝美です
ズバリ骨盤がたっている状態とは
解剖学や医学用語では無く
簡単に表せば、骨盤が正しい位置にある。
そういうことなんです。
じゃあどんな状態かというと…
左右の傾きが無く
横から見た時に
前にも後ろにも傾いてない
ニュートラルな状態を表します。
だいたい骨盤は
前傾タイプ、後傾タイプ、標準タイプと
別れていて…
背骨のS字が程よいカーブであって
姿勢に偏りがない状態の条件が
そろうと、だいたい骨盤は標準タイプ
ニュートラルな状態になります。
でも女性は前傾タイプの方が多くて
つまり、そのような状態の方は
「反り腰」な状態になっています。
要するに、正しい姿勢ができないと
骨盤を立たせる=ニュートラルな状態
にすることができないわけです。
ちなみに着物を着た状態で座って
食事をすると、下腹が出て帯が胃につっかえて
困る方がいるようです。
これは反り腰の方に
とても多いようです
腹筋や、背筋などの筋力の問題もありますが…
そのような状態の時ほど、背中が猫背気味に
なり、骨盤が後傾ぎみになっていて
つまり、後ろに倒れている状態に
なりやすくなるようです。
その原因は、姿勢の悪さから骨盤が後ろに
倒れると、下腹が前にも出てその下腹が
帯を持ち上げてしまう為に胃のあたりが
つっかえてしまうからです。
そんな方は、着物を着て座る時は
帯の上(帯締めを結んでいる胃のあたり)に
指をいれて、帯の上を少し下に下げるように
しながら座ると
綺麗な座りかたにもなりますし
何よりも猫背にならなくて
座っていても自然に骨盤を立たせる事が
できます。
着物を着て座る時は
その技を使います。
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