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  • ツキノコラム
  • 気の向くままに、そのときそのときで、ジャンル関係なく色々なことを書いちゃいます。

一億総メディア時代だからこそ、「受信力」を磨こう!

「言葉」による伝達がこれほどまでに発達してきた今、著名でなくともインターネットを使えば、個人で無名であっても、さまざまなことを発信することが可能になっています。

発信する機会が増えれば、当然「伝えたい」「伝わって欲しい」という思いが強くなってきます。
ですから、文章力に自信がない、もっと文章力を上げたい、と言う方が、文章講座などに参加される機会も増えていますね。

インターネットを使い、(文章によって)発信することで、自分の周りに起こることを変えられる。
これは事実ですし、私もそれを体験した一人として、どんどん発信することを勧めています。

インターネットで発信する際に、伝わる文章が書けるかどうか、というのは大きなポイントでもあります。

でも、最近思うことがあります。

それは、「発信する」だけに意識を向けて、「受信する」ことに対してはどうか?ということです。

「発信する」とは、話す・書く。
「受信する」とは、聞く、読む。

この「話す」「書く」は本も多いし、講座やセミナーなど教えてくれる機会も多いですが、「聞く」「読む」に関しては、「当り前に備わっている」と思われているような節がありますよね。

でも、ブログにしてもそうですし、頻繁に投稿やコメントが繰り返されるSNSを見ていると、発信した側から見ればトンチンカンとも思える発言をしている人って、結構多いなぁと思うのです。

こういう人は、言葉の表面だけパッと見て、自分の価値観のみで解釈しているのですね。発信者の意図を汲み取れていないんです。

こういった「受信力」が弱い人は、「発信力」においても弱い。
「なにを言いたいのか分からない」という文章を書いています。

「発信力」、つまり文章力が高い人は、文章から受け取る力も高いです。

文章力が一番磨かれるのは、「たくさんの文章を読み、解釈し、自分のフィルターを通して取り入れ、そしてたくさん書くこと」です。

つまり、文章力があり発信する力を持つ人は、それ以上に他人の書いた文章も読んでいるんですよね。

SNSといった自分のメディアを持つことで、ビジネスを飛躍させたいと思っている人は多いですが、発信することに特化したノウハウを学ぶだけではダメです。
人が発信したものを読むことで、書き手の意図を読み取る力がついていく。
それが、自分が発信する側になったときに、自分の発信したい意図を読み手に届くように書けるようになるのです。

文章だけのコミュニケーションは、簡単なようでとても難しいものです。
特にネットでのコミュニケーショントラブルは、「発信力」か「受信力」、このどちらかに問題がある場合が多いです。
気軽に発信できる分、気軽に受信され、思わぬ誤解が知らず知らずのうちに生まれているのですね。

目の前にその人がいない、雰囲気や表情、身振りなどから、汲み取ることができないのが、ネットの文章におけるコミュニケーションのハンデとも言える、距離感。
この距離感を少しでも縮めることができるよう、発信する側も、受信する側も、「伝達能力の進化」を遂げていかないといけないのだろうな~と思うのです。

「受信力」を磨くためにおすすめなのは、コメントをすること。
「コメント力」=「受信力」とも言えるのではないでしょうか。

コメントを残すとなれば、真剣に書かれたものを読みますし、相手に伝わるコメントをしようと書き方にも注意しますよね。
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ぜひ、あなたのコメントを残してください。

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