いややけど、おねえちゃんになっちゃった。
【いややけど、おねえちゃんになっちゃった。】
9月10日に、神戸市教育委員会の主催する「不登校の子どもたちへの支援」講演会に行きました。
立命館大学 文学部 の春日井敏之 教授
「つながって生きる ―子ども・青年の自己形成と支援を考える」
その中で印象に残ったお話をお伝えしますね。
春日井先生のお二人目のお孫さん(次女)が生まれるときのお話です。
2歳半の一人目のお孫さん(長女)は、次女ちゃんが産まれた日にお父さんと一緒に病院を訪れた時には、赤ちゃんを見ようとはせず、
「いやや」とひとこと言ったそうです。
それから一週間経って、母子が退院し帰宅したとき、「いややけど、おねえちゃんになっちゃった」と長女ちゃんは言ったそうです。
子どもって、見守り続けることで、自分の持っている力を精一杯使って成長していくんですね。
妹である赤ちゃんを受け入れようと必死で努力し葛藤している長女ちゃんの姿は、健気で、いとおしく、ぎゅっと抱きしめてあげたくなりますね。
市川弘美
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