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経営者の条件

新型コロナウイルス、明日からの一斉休校要請含め、新たな局面を迎えておりますが、皆さんの周りでも、本格的に影響が出始めていることでしょう。

大切なことは一人ひとりが、予防対策はじめ、如何に行動するか。

その上で、早い段階での収束を祈ることですね。

さて、そんな中でも、『蔵書家の視点』は続くということで、本日は、コチラの名著をご紹介させていただきます。

『経営者の条件』 P.F.ドラッカー著 上田惇生訳 ダイヤモンド社

 

この『経営者の条件』、翻訳者の上田惇生先生によるあとがきで、

  ちなみに原題の『THE EFFECTIVE EXECUTIVE』は、真意を訳せば『できる人』である。

と結ばれておりますので、決して経営者だけに書かれた本ではないのです。

私的に解釈すれば、

仕事ができる人は、どんな習慣を持っているのか

という内容が主題です。

ドラッカー先生自信も、『EXECUTIVE エグゼクティブ』とは、

他人を管理しているか否かには関係がなく、知識労働者として、自らの組織の業績に貢献すべく行動し、意思決定を行う責任を持つあらゆる人

と本書の中で定義されています。

故に、志高い全てのビジネスパーソンには、老若男女問わず、オススメできる内容であり、私的に必読とも想える名著なのですね。

そして、この名著には、

汝の時間を知れ

という不朽の箴言について、丸っと1章分割り当てられています。

その中で、ドラッカー先生は、

成果を上げる者は、仕事からはスタートしない。時間から出発する。
  計画からもスタートしない。時間が何にとられているかを明らかにすることからスタートする。
  次に、時間を管理すべく、自分の時間に対する非生産的な要求を退ける。
  そして最後に、そうして得られた自由になる時間をできるだけ大きな単位にまとめる。

とご指南していただけます。

まとめると、成果を上げるには、先ず、

その1 時間を記録する
その2 時間を管理する
その3 時間をひとまとめにする

という具体的な取り組みが必要ということですね。

実際、お世話になっているコンサルタントの先生から、こんな関連本を薦めていただいたこともあり、昨年、スマホに時間管理アプリを入れて、40日間、改めて自身の時間を記録してみました。

 

実際、ここから、いろんな発見がありましたね!

睡眠時間の平均は、一日あたり279分ということで、5時間を割っていたこと。
※6時間くらい寝ているのではと、誤解していました・・・(;^ω^)

第二領域の平均は、一日当たり309分ということで、ほぼ想定通りだったものの、その内容に大きな偏りが散見されたこと。
※アファメーション、日記、構想、トレーニング、家族、音楽美術、教養読書、ムフフ等・・・といったところの配分ですね・・・(;´・ω・)

人生とは時間を生きること

  Time is Life.

  生きることは食べること。食べることは生きること

こうして、『蔵書家の視点』に向き合うことで、改めて、

Festina Lente

Carpe Diem

Memento Mori

という、人生の三信条が脳裏を過ったりと、執筆の機会も大変有難いものですm(__)m

昨日は午後から、前回ご紹介した「隠れ家」にも繰り出すこともできましたし・・・(^_-)-☆

 

何れにしても、未読の方は、是非、手に取ってみてください!

今回もお役に立てれば幸いです。

ではでは。

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