3分間の物語vol.553「夢・Ⅱ」
こんにちは、作詞家のMikeyです。
歌は3分間のドラマに例えられることがあります。
そんな短い物語である「歌」、私が書いた歌詞や詩をご紹介していきます。
コロナウィルスの流行の影響で自宅で過ごすことが求められています。
比較的時間に余裕が出てきた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
みなさんも、自由に想いを詩に綴ってみるのも良い機会だと思います。
しばらくの間、私が詩を書き始めた頃(小学生)から10代の頃に書いた詩を優先的にご紹介していきますので、よかったら参考にしてみてください。
また、7月からは月・水・金の更新にさせていただきます。
一日一詩を目標にしていたのですが、すみません。
それでは…
第553回目の今回は、一体どんな物語なのでしょうか…
3分間の物語vol.553「夢・Ⅱ」
満員電車に揺られて 他人(ひと)の背にもたれて
それでも人は 夢を見るのだろうか
灰色の生活には 未来(あす)も見えないのに
代償として何を 望んでいるのだろうか
ラッシュアワーのざわめきの中に
人の気配は感じられない
みんな息を潜めて機械のように
ただ静かに運ばれてゆくだけ
人は夢だけで生きてはいけないけれど
夢のない人生なら死んでいるようなものだ
何も言わず電車に揺られて
それでも人は夢を見るのだろうか
いかがでしたか?
あなたの琴線に触れることができたらこの上なく幸せです。
それではまた!
公開作品の中には、すでにメロディがついて、メジャーで歌われていたり個人的に歌っていたりする物もあります(主なメジャー作品はコチラ)。
歌としてご利用希望の方や楽曲制作のご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
また、Kindleで詩集や作詞本などを発売中です。
この記事へのコメント