fbpx
  • アロマ日和
  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

アロマで使うキャリアオイルが元気の素!?

アロマテラピーの主役は「精油(エッセンシャルオイル)」ですが。

 

実はもう一つ大きな役割をするのが「キャリアオイル」と呼ばれる植物油。

 

 

精油は基本的に原液での使用はできませんので、こうしたキャリアオイルに希釈して使います。

 

キャリアオイル=植物油なのでこれらには「脂肪酸」が多く含まれます。

 

脂肪酸と聞くと、なんとなく「体に悪い」イメージがありますが
実は人はこの脂肪酸がないと成り立たないのです。

 

 

 

脂肪酸の役割

  • 細胞膜の構成成分
  • エネルギー代謝
  • 善玉コレステロールを下げないまま悪玉コレステロールの抑制
  • エストロゲンなどステロイドホルモンの材料
  • コレステロールの材料

 

コレステロールはなんとなく悪者のイメージですが、実は体には大切な成分で
細胞にとっては重要な成分なんです。

 

そしてキャリアオイルとして皮膚に塗布された成分は体内で代謝過程を経ながら
体に必要な成分に合成されていきます。

 

例えばαリノレン酸はEPAに変換されます。

このEPA。
高脂血症や動脈硬化症の治療薬としても使われるもの。

 

高脂血症の方にはαリノレン酸を多く含むローズヒップオイルを混ぜてもいですね。

 

 

ローズヒップは女性のスキンケアにもおすすめ。
ただし酸化が早いので使用はお早めに・・・。

 

他にオレイン酸やリノール酸を含むオイルもいいですよ♡
マカデミアナッツオイルやスイートアーモンドオイルなどに含まれます。

 

また、少し前に有名になったココナッツオイルの成分であるカプリル酸やカプリン酸。
炭素数が8~10という短い、短鎖脂肪酸なので
体のエネルギー源として利用され体内には残らないという利点や、肥満の抑制などの効果も・・・。

 

キャリオイルではあまり聞きなれないファーナスオイルというものがあります♬

 

アロマでケアをするときにキャリオイルにもこだわってみるのもいいかもしれません♡

こちらの記事も読まれています

この記事へのコメント

ViewCafeをフォローして
最新情報をチェックしよう!

こちらの記事もおすすめ