向精神薬を使う前にアロマ
向精神薬とは
中枢神経に作用して脳に影響を及ぼす薬物の総称で、中でも依存性の高い睡眠導入剤などは
「麻薬及び向精神薬取締法」で規制されていて譲渡などした場合は罰則がある。
抗不安薬、抗うつ薬などとして処方されている。
本来、心療内科など専門医で出されるべきものなのですが
昨今は普通の内科さんでも向精神薬を出されることもありますよね。
眠れない、不安になる、痛みがなかなか治らない
辛いです・・・
そんな訴えを長期にわたって伝えると
医師は手の施しようがないので
「では気持ちを楽にするお薬を出しましょう」
「眠れるようにしましょう」
という具合に睡眠導入剤や抗不安薬などを処方されます。
ところが。
こうしたお薬は中枢神経に作用して脳に影響を及ぼすので
いつの間にかこの薬がなくてはならない脳になっていきます・・・。
先日対応した方は
なんとなく依存性が出てくると思うから量を減らして調子よかったけど
ある日突然不安になってきたら飲まないとだめになる!!という気持ちになって
結局もとに戻ってしまいました・・・。
とおっしゃっていました。
ご本人の気づいていないところで精神的、身体的な依存が発生しているんですね。
向精神薬も精油と同じ有機化合物ですが
組成は精油よりはるかに複雑です。
体内に成分が残っていき体も脳もこの成分に慣れていきます。
だから睡眠導入剤などを飲みだすと最初はかなりボーっとしたり
眠気がいつまでも続いてしまうのですが・・・。
それが慣れてしまうと当たり前になっていきます。
これがある意味感覚の麻痺です。
脳がすっかり向精神薬の成分に慣れているわけです。
そしてその成分がなくなることで「不安」を感じるようになってしまうわけです。
そこから減薬や断薬はかなり難しく、結局薬をゼロにできない方が多くいます。
そうなる前にやれることをご自身で探してもらえるといいな。。。
いつもそんな風に思ったりするのです。
やれることはたくさんあって。
眠れなければ昼間にたくさん動いてみてください。
人は朝日を浴びることで体内時計が正常に働きます。
不安になりそうだったらゆったりとした空気の中で深呼してみてください。
自然の空気は思った以上に体に酸素を送ってくれて脳にも十分な酸素がいきわたります。
そして香りを併用するとさらにいいですよ。
嗅覚を介して脳に届く香りはダイレクトに不安を感じる扁桃体に作用します。
お勧めは
眠れないなら・・・マンダリンやラヴィンツァラ、マジョラムなど
不安なら・・・マンダリンやプチグレン、カモマイルローマンなど
意外にもラベンダーアングスティフォリアは眠れなかったりする方もいらっしゃるので
この精油はファーストチョイスでは使いにくいんですよ。
これらを合わせたものを無水エタノール5mlに混ぜて水を25ml
全量30mlくらいのルームスプレーを作って。
それを枕元に置いてください。
寝る前に5プッシュほどを香らせて眠ってみましょう。
眠れない方にもおススメ♬
お試しください(*^^*)
この記事へのコメント