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  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

思春期の不安症という診断で想うこと

ある日。

ネットで見つけてくださり親子で一緒に来てくださいました。

医師の診断もついており、お薬をもらったと。

見せていただくと、ベンゾジアゼピン系の向精神薬です。

しばらく頓服で飲まれていたのでしょうか。

頭痛などの症状もあり薬を変えてもらったとのことでご来店でした。

 

内容は同じ薬で長時間型か中間型かの違いです。

つまり、半減期(薬の成分が半量になる時間)が長いか中間かという違いです。

 

これが小児科で処方されていました。

 

正義感強い私は(笑)ちょっと怖い顔になっていたかもしれません。

飲ませないでください。

と、とっさに言ってしまいました(汗)

 

調剤薬局にいては言えない一言ですが。

レスプリハーブの中では言える一言です。

 

これが言えなくてずっと葛藤がありアロマの道に進んだ私ですから。

言えるようになれたのは大きな進歩。

 

思春期のお子さんの不安症は多くが人間関係。
または学校のシステムに馴染めないだけ。

 

それが原因なのに、神経の働きを止めてしまい感覚を鈍らせる薬で不安を落ち着かせ。

そこまでして学校に行かなければならないのか?

 

と。

こうした薬を飲んでいる子たちに想いを馳せてしまいます。

 

これは学童期の子たちだけでなく

学生の子たちにもあること。

 

特にこのコロナ渦中で不安症になりやすい背景の中。

 

学校も自粛での休校の分を取り戻すために授業が早かったり。

新学期始まってもなかなか会えない友達といきなり一緒のクラスで学んだり。

受験生の子たちに関しては変わる受験制度とコロナ感染の不安が重なったり。

 

自律神経のバランスが崩れてこうなっているのに、神経機能を抑制する薬を使うのはどうなのか?

 

そんな考えの元。

その日もアロマのブレンドをお渡しすると同時に、数秘などからその方の性質を見てお話ししました。

 

また、その時にあった主訴には内服による副作用であろうものもあり、その不調がもしかすると薬の離脱症状であるかもしれない旨をお伝え。

 

意外にも向精神薬には副作用としていろんな症状が出ることがあります。

 

だから、その症状は決して自分の病気ではなく、薬のせいであることも・・・。

 

 

今回お越しくださった方には、タイミングよく来てくださったことに感謝でした。

 

飲まなくてもいい薬を飲まされる若い子たちのことを考えると胸が痛いですから。

 

この先光あふれる時間増えますように。

 

ご来店ありがとうございました。

 

 

 

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