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  • アロマ日和
  • アロマ薬剤師の心と体のケア日記。薬剤師ならではの視点から本物をお伝えしています。

関節痛と高血圧・高脂血症のためのアロマ

週末のアロマカウンセリング。

 

お悩みは内服の相談から・・・。

 

最近、慢性の痛みに非麻薬性鎮痛剤を処方されることが多いと気づくカウンセリングです。

 

【非麻薬性鎮痛剤】

鎮痛作用のあるオピオイド受容体に働いて痛みの感覚をなくす薬。

一般的に知られるモルヒネとは違いますが、似た作用を持つので副作用として吐き気、便秘、眠気などの作用が出ることがあります。

 

オピオイド受容体に働くこの薬。
痛みの神経のブロックになるのですが、大方感覚の麻痺も起こしている模様です。

 

以前同じような内服をお持ちの方も嗅覚が落ちていました。

 

だからと言って勝手な休薬はできません。

 

そのあたりをいろいろとお話を聞きながら、医師に相談してもらうようお話をします。

 

そしてアロマでやれることと同時に長引く痛みの原因を一緒に考えていくのがアロマカウンセリング。

 

 

関節痛などに用いやすい処方例。

 

関節痛は関節の瘀血によるもの。
周辺の組織が拘縮していることもあるのでその対応としてカンファーの精油を用います。
鎮痛として使うバジルやペパーミント。
そして関節や腱炎に使いたいユーカリレモン。

とはいえ、すべての痛みに対応しているわけでなく、この方がNSAIDを使用なさっていたので
あえてペパーミントにしてあることもお忘れなく・・・。

 

内服との兼ね合いは必ず見ることが大切になります。

 

もう一例。

 

血圧が高く、高脂血症をお持ちの方のご家族のご相談。

 

 

内服まではいかないけれど、ケアをしたいということでした。

 

イランイランやラベンダーアングスティフォリアはエステル類による鎮静や抗炎症を。
カモマイルローマンは神経バランス回復で使ってみます。

 

ヘリクリサムは高脂血症や高コレステロール血症の方には使いたい精油。
使い過ぎは紫斑になることもあるので注意は必要です。

 

レモングラスは以前安部先生のセミナーで好中球粘着抑制の精油として代表に上がっていたことを思い出し。
テルペン系アルデヒド類の抗炎症作用もあるために処方に加えます。

 

濃度は3~4%で。

 

3週間ほど使用してその後の血液検査などをおすすめします。

 

また、こうしたメタボリックな体質はお食事と運動が必須になります。

 

何年も抱えてきて出ている不調は簡単な方法ではよくなりません(^^;

 

そして呼吸もお忘れなく。

 

アロマカウンセリングは急なご予約でも承れるようできる限り調整させていただいております。

 

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