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エヴァンス最後の伴侶&彼との作品

9月に入って、あることに気づきました

音楽紹介に切り替えてから間もなく1年

エヴァンスを紹介していないじゃないか

そう、エヴァンスとはビル・エヴァンス

ジャズ好きではなくとも、一度や二度は

耳にしていること間違いなしの大物です

手持ちCDをカウントするとそれなりの

キース・ジャレットと変わらぬ枚数です

キースの記事は、下記リンクからどうぞ
https://books.view.cafe/liberal/1173/

エヴァンス作品は、名盤だらけとも言え

絞ることは不可能に近い印象なのですが

彼を支えてきたベーシストという観点が

絞り込むヒントなのではと閃めきました

リバーサイド4部作のラファロに始まり

長く連れ添うエディ・ゴメスが有名です

しかしながら小生のイチオシは別人です

鬼籍に入る迄の2年弱寄り添ってくれた

マーク・ジョンソンこそ最高の伴侶です

小生が初めて聴いた二人の作品はコチラ

『Affinity』

エレピを大胆に扱うその演奏スタイルは

硬派なエヴァンス好きには不評かもです

一方で小生は絞るとしたら外せない作品

トゥーツ・シールマンスとのコラボ秀逸

デュオ~カルテットの多様フォーマット

それを真摯に支えるマークのひたむきさ

深夜に灯りを落とし独り聴き浸るひと時

生きていて本当に良かったと実感します

続いてはライブ盤から

『The Paris Concert: Edition One・Edition Two』

ラファロとのリバーサイド盤のライブは

もちろん珠玉作品であることは認めます

それでも私的にイチオシといえばコチラ

紹介し、多くの音楽好きを唸らせてきた

エヴァンスが死の直前に到達した美の極

棺桶に入る前に、聴き逃すことなかれと

声を大にして伝えたい名盤中の名盤です

それを支えたのは、やはりマークの演奏

そして、パリでの演奏の2か月前のこと

南米ブエノスアイレスのパフォーマンス

昨年、突然正式盤としてリリースされて

その内容に圧倒されていたのがこの作品

『Inner Spirit』

当時中学生の小生には、地球の裏側にて

こんな力強く美しい音が奏でられていた

知る由もない以前にジャズすら知らない

音源が遺されていたことに感謝するのみ

正統派のピアノ・トリオ・フォーマット

有名曲が惜しげもなく収録されています

これらから初心者にも聴いてもらいたい

心の底からオススメできる2枚組ですね

これら作品を聴きながらのお供といえば

ビル・エヴァンス―総特集 (KAWADE夢ムック 文藝別冊)

基本情報に触れるという意味でオススメ

マークのインタビューも掲載されてます

それにしてもマーク・ジョンソンの存在

彼が寄り添ってくれて本当に感謝ですね

もちろん彼名義の作品も秀作揃いですよ

エヴァンスについては、他の切り口でも

ソロやデュオ作品について語ってみたい

それはまたの機会とさせていただきます

今回も共感いただければ嬉しく存じます

それでは、またね!

 

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