コミュニケーション・ノートの良さ①客観的になれる
自分自身のコミュニケーションを、文字で振り返る機会って、ありそうでないですよね。
ノートに会話をメモしていくと、会話のシーン全体を客観的に見られるようになります。
自分のことを客観的に見られるようになると、感情をコントロールしやすく、感情のままに、叱ったり怒ったりすることが減りますよ。
自分自身にも子どもにも、素直になれるんです。
砂場で子どもどうしがスコップの取り合いになると、他のお母さんのことも気になって、早くその場を収めようとして、焦って子どもを叱ってしまうことって、ありますよね。
あとで、
「うちの子にも言い分があったのかな」とか、
「うちの子にも言い分があったのかな」とか、
「子どもどうしに任せておいて、大人が口出しするほどのことでもなかった」
と思ったりします。
ノートで振り返ると、
子どもがどんな気持ちだったか、
次からどんなふうに関わったらいいのか、
「順番が回ってきたから使いたかったんだな」
「どうしてもスコップでお山をつくりたかったのかな」
「なるべく、子どもどうしに任せよう」
と書きとめておきます。
次に同じ場面になると、ノートに書いたことは、一度全体をとおしてリハーサル場面を見ているのと同じことなので、冷静に対処できるんです。
我が子の言い分が分かると、本当は子どもの気持ちを優先してやりたい親の気持ちにも、素直になれます。
我が子を思う親の素直な気持ちは、子どもに必ず伝わるので、子どもの心が満たされて情緒が安定しますね。
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