人材育成には、教える側の論理力が重要。
よく「芸を盗む」とかいうが、あれは嘘だ。
盗む方にもキャリアが必要だ。時間がかかるんだ。
教える方に論理力がないから、そういういいかげんなことを言うんだ。
〔落語家・立川談志〕
本当にこの立川談志のいう通りだと思う。
僕自身、祖母や父をはじめ、多くの師匠や先輩がいるが、自分の力で盗めたコトなど何もない。
全ては、丁寧にかつ、論理的に、そして根気よく教えて頂いたモノしかない。
だから、僕には「自分の言葉」というモノがない。
ただただ、諸先輩方のいう通りに実践し、自分なりに納得したことを、先輩方の言っていた通りの言葉で伝える。
恥ずかしながら、全く自分独自のオリジナルなどない。
全ては、受け売りなのである。
そう、パクリ なのです。
ただ、そんな僕にも一つだけルールがある。
それは「ただ知っただけの知識は、絶対に人前で語らない」ってルールだ。
それだけは、絶対的な自信がある。
僕は、言われた通りのことを、言われた3倍以上の量をこなすと決めてやってきた。
上司や先輩や師に
・100回やれと言われれば、必ず300回以上やった。
・100件飛び込み営業しろと言われれば、300件以上飛び込んだ。
・1ヵ月でやれと言われれば、10日以内でやっつけた。
やれば必ず気づく。
気づけば分かる。
モノごとが「分かった」ということは、それを誰かに、論理的かつ、分かりやすく指導できるということだと思っている。
Copyright © 2017 読+書+遊=学 All Rights Reserved.
この記事へのコメント