難しいことを、簡単に!〔部下のメモ 22〕
わかりやすさ
人は常に、わかりやすさを求めている。
複雑なリーダーのもとでは
良い部下は育たない。真実というものは
常にわかりやすいものなのだ。わかりやすく他人に提示しよう。
以前、ある大学の教授に聞いた話し。
教授に求められるのは、研究の内容などではなく「集金力」なんだそうです。
その「集金」は、誰からするか?というと、省庁のお役人さんや、企業の経営者。
彼らは、教授たちの研究については、全く何もわからない素人。
その素人に、難しい話しをしても、全然研究費は予算化されないそうです。
多くの研究者は、自分の研究のことを、他の専門家に話すように難しく話す。
だけど、この教授は僕のような学歴のない素人にも、わかるように優しく、そして楽しく話してくれる。
なんだか、そんな世の中になったら楽しいだろうなぁ〜・・・・
なんて思ってるうちに、気づいたら研究費を負担してる。汗
僕らの仕事も一緒。
僕らは自分の分野の専門家である前に、お客様の専門家でなきゃね。
だって、僕らは商売人だからさ。
部下のメモ について
※注)この「部下のメモ」は、1992年(20歳)〜1996年(24歳)頃に、従業員に向けて朝礼などで言っていたことを、当時の従業員がメモとして残していたものです。現在の時勢に合わないこともあると思います。ご了承ください。
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