既婚女性と独身女性の、本人たちが気が付かない違い
以前、既婚者である女性作家さんがこんなことを書いていました。
「独身の女性編集者さんとかともランチするし、ママ友とかともランチするけど、
違いは、プラスの発言の多さ」
と。
その女性作家さん曰く
ママ友は、やたら
「おいしぃ~~~」
「すご~~~い」
「こんなにゆっくりできたの久しぶり~~」
とかのプラス発言が多い。
独身女性編集者さんは、基本褒めない。
何なら、うんちくやダメ出し、
「この前言ったあそこが美味しかったですよ」
などのがっかり発言が出たりする。
とのこと。
編集者としては、作家さんの事を褒めたりはもちろんしてくれるそうなのですが、
「ランチ」という、仕事から離れた場では「褒め」を出し惜しみしているかの様に使うそうです。
「簡単に褒めてなるものか」
とでも思っているのかもしれませんね。
私が独身女性とママ友との違いを実感したのは、
お家に遊びに来てくれる時
そんなに人を呼ぶ方ではないのですが、
たま~~にある、その機会で、
やっぱりママ友の反応の良い事ったらないです。
「すご~~~い!!豪邸!!なにこれ!!」
みたいな。
全然豪邸でもなく、この辺では普通の敷地に建つ、普通規模の家。
多分、薪ストーブとかインテリアとかの事を言ってくれているんだと思います。
でも、褒められて悪い気はしないですよ。もちろん。
独身女性の反応は、やっぱりうすぅ~~~~いです。
あれ?ノーコメント??
くらいの感じです。
私の期待値が高かったのかな?
まぁ、独身の女の子からしたら、たいして興味無いよね。
うんうん。
と思うのですが、それで、冒頭の話を思い出すわけです。
既婚女性と独身女性の違いは
「プラス発言の多さ」
だと。
でも、独身女性の方が普段頑張って褒めている事って多いと思うんです。
仕事とか、コンパとかで。
既婚女性はお子さんいたら子供を日常的に褒めていますけど、
子供に「今日の服カッコいいじゃん!」と褒めるのと
仕事相手に「その服よくお似合いですね」と褒めるのじゃ
消耗が違います。
子供の事は、褒めたくてしょうがない
訳ですが、
仕事相手やコンパの相手は、リターンを考えて頑張って褒めている。
子供褒めても消耗しない、むしろ満たされるけど、
リターンを考えて褒めている時はやはり何かを消耗している気もしますね。
その癖がつくと、
「よっぽどのリターンがあるときしか褒めたくない。
だって疲れるもん」
となり「褒め」を出し惜しみするようになる。
のかな。
既婚女性がなぜプラス発言をしまくるのかというと、
やっぱり、あふれ出しているんですよね。
自分のコップ満杯なので、どうぞどうぞ。皆さんで。
みたいな感じですよ。
「愛」があふれ出しているから、
褒めても減らない。
むしろおすそ分けしたい。
そうじゃない既婚女性ももちろんいると思うし、
そうじゃない独身女性もいると思います。
でも、結構本人気が付いていないんじゃないかな~と思うレベルで、
(独身の子もすごく社交的な子だったりして、自分ではかなり褒めていると自覚している気がする)
やっぱり、独身女性は、リターンがなさそうな時の「プラス発言」が少ないです。
「プラス発言」を意識してするのもいいですが、
更にお勧めなのは、やっぱり、
自分のコップを満たす事。
自分が満たされていれば「褒め言葉」なんて、いくらでもばらまけるし、
まいたところで減りません。
だって余った分のおすそ分けだもん。
まずは、相手を褒めた時の自分の気持ちに敏感になってみてください。
「何かが減った」
と思ったら、自分のコップが満たされていないのに、
無理して褒めている証拠です。
そもそも、無理して褒められてもうれしくないし、
更に「今の褒め言葉に利子付けて返してください」
と言われたら怖いからね。
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