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作詞で鍛えるプレゼン力

先日、たくさんのクリエイターが集まってチームで曲を作る「コーライティング・キャンプ真鶴」のワークショップに参加してきました。

コーライティングとは

1つの楽曲を作るために作曲家が集まって、得意分野を活かしながら化学反応を起こす創作方法

です。

二日間で初めて会った人たちと曲を作るのはとても新鮮で楽しかったです。

ワークショップの最後には、他のチームの人たちからも「作詞の仕方」などついて質問されたので、私なりの考えをお話ししました。

作詞をする上で必要なこと

歌は歌詞だけで成り立つものではないのですが、歌の世界観や歌う人の持つイメージを左右する大切な要素です。
そこで、歌詞を作るときには「この歌(アーティスト)はこういう世界観を表現しています」ということを伝える「プレゼン力」が必要になると思います。

簡単なところでは「一人称をどうするか」だけでも世界観は変わってきます。
例えば英語なら「I」以外はありえませんが、日本語なら「私」「わたし」「ワタシ」「あたし」「アタシ」「僕」「ボク」「俺」「オレ」など、様々な表現があるんです。
この微妙な違い、難しいかもしれませんが、使い分けることによって様々な主人公を書き分けることが出来ます(作り手によって捉え方が様々なので、それもまた面白いです)。

また、メロディによっても生まれてくる物語が変わってきます。
私が、ワークショップの最中にPCの画面を見ながら歌詞を作っていくのを見て、周りの人は驚いていたようです(私にとっては普通なので、どのあたりに驚かれたのか分からないのですが)。

「どうやったら歌詞が浮かぶんですか?」
という質問がありましたが、それについては
「〆切が迫ると浮かんでくる」
としか答えられませんでした。
考えている最中のことは、必至なので自分ではよく分からないですね。
集中していると脳のシナプスがつながる(いわゆる「アイディアが降りてくる」)のではないかな、と思います。

まずは作品力で勝負

私に限らず、クリエイターの人は引っ込み思案が多い、と、今回のキャンプでも感じました。
同じレベルの作品が並んでいた場合、作品以外でアピールすることが得意な人が選ばれる可能性がありますが、まずは作品が一定レベルに達していなければお話にならない、と私は思います。
でも、作品以外のアピール力も欲しい、と今回の体験では考えさせられました。

海辺の街でクリエイターと出会い、作品をみんなで作る。
本当に、とても刺激的で楽しい二日間でした。

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