ドキドキハラハラ! 展開の読めないサスペンスマンガ3選
現実世界で殺人やハラハラする出来ごとなどは勘弁してほしいものですが、マンガでしたら楽しめるもの。今回はおすすめのサスペンスを3作品ご紹介いたします。
主人公は売れない漫画家の藤沼悟。特殊能力を持っていて、悪いこと(事件や事故など)が起こると、その原因が取り除くまで何回も同じシーンを繰り返します。それを再上映(リバイバル)と呼んでいて、日常に何回も繰り返すことも。
藤沼の母親である佐知子は、以前報道部のアナウンサーをしており洞察力の高い女性でした。藤沼と買い物しているときに、過去に起きた誘拐殺人事件の犯人に気づきます。しかし藤沼に告げる前に、その犯人にも気づかれて殺害されてしまいます。藤沼は幸子の死体を発見し、1988年までタイムリープして今回の殺人の原因を取り除こうとするお話です。
タイムリープした先の藤沼は小学生で、過去にはその同級生が殺害されるのですが、いかにその子が殺害されないようにするか、犯人は誰なのか、など読めない展開がありでハラハラとします。
映画でも上映されていましたが、漫画とは結末が違うので、ぜひ間映画しか見ていない方は漫画も読んでみて下さい。
浦沢直樹のお話はどれもすごいですが、MONSTERも傑作です。2001年に完結していますが、今読んでも大変面白く読むことができる作品です。
天才的な日本人で脳外科医であるDr.テンマは順調に出世コースを歩んでいました。そんなテンマは、ヨハンと言う重症の少年を助けたところからストーリーはどんどん展開していきます。
そのヨハンは殺人鬼で、美しい青年に成長したヨハンは未だ殺人を繰り返していました。テンマは自分があの時少年を助けてしまったために殺人が繰り返されていることの責任を感じ、ヨハンを射殺する決意をしました。しかしヨハンも一筋縄ではいけませんし、テンマは罠にハメられ、警察から逃亡しながらヨハンを追跡します。
どんどん追いつめられていくテンマ、ヨハンに近づいたかと思うとまた離れていくストーリー。何回読んでも面白い作品です。
1人の女性が飛び降り自殺するところから話は始まります。
その女性は頭は潰れていますが名前は確認でき、『藤乃朱』と警察は断定しました。警察が携帯電話を確認したところ、発信履歴に溝呂木の名前があったことから、警察に呼ばれます。警察署に訪れると溝呂木の目の前に居たのが、双子の妹と名乗る『三木桜』でした。
溝呂木は藤乃朱の作品を盗作しており、体の関係もありました。朱が亡くなって目の前に朱にそっくりな桜が現れる。そしていろいろと知っているし、連載の続きも持っている。亡くなったのは本当に朱だったのか、朱と桜は本当に双子なのか。謎が謎を呼ぶ作品です。多分1回読んだだけでは理解が難しいので1巻2巻両方一気に読めて、わからないところはすぐに読み返せるようにして読んでみるといいかと思います。
頭を使うと心地よい眠りにつくこともできます。一日ゆっくりした日にでも読んでみてください。
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